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遅くなりましたが、J.GARDEN34のレポートです

遅くなりましたが、J.GARDEN34のレポートです_a0095010_22512618.jpg今年はとても早く桜が咲きましたね。
咲き始めにお花見に行きました。映画『夕凪の街 桜の国』のロケ地になった桜並木です。普通の河川敷なんですが、とても長くて奇麗です。毎年ここの小さな橋の上で、家族で記念写真を撮る事にしています。人生いろんな事が起きますけれど、今年も無事に撮影できたので、それだけでも良かったな…と思いながら、桜の花を眺めておりましたよ。
春は終わりと始まりの季節です。また新しい生活を頑張って始めたいと思いますわ。
人生の転機(大げさ)があり、いろいろ忙しくて更新遅くなりましたが、今回はJ.GARDEN34のレポートでございます。


遅くなりましたが、J.GARDEN34のレポートです_a0095010_20551927.jpg3月3日のひな祭りに開催されました、J.GARDEN34に行ってきました。
今回はちょうど女の子のお節句に当たったから(?)か、企画ものがたくさんありまして、内容も充実したものでした。
但し…そのために、ちょっと勝手が違ったといいますか、ゆっくり回れなかったんです…。
敗因は色々ありまして、今回、いつも同行してくれるお友だちが欠席して、独りで回ったのものだから、事前に調べたのに、スペースに行き着けないうちに、新刊買い損ねました。方向音痴なんですよ。自分のスペースも間違えるくらいですし(笑)
それと、お天気でしたけど、寒かったから独りで会場前に並ぶの嫌だな〜って、遅く行ったのも間違いでした。
【失敗:その1】 企画ものの一つ、フリーペーパーを10枚集めてプレゼントを貰おう! というのがあったのですが、11時半の時点で「ほとんど残ってなーい!」状態でした。
(これ、サークルの立場では、毎回やって欲しい企画ですよね〜。タダでも、いつも手つかずで残っちゃったりするんですよ。プレゼントは無理でも、何か残して欲しいですね)
【失敗:その2】 絶対見ようと決めていた、大ファンの竹宮恵子先生とbelne先生の対談(写真のポスター参照。ジルとセルジュが麗しい〜)『Juneを語ろう』の見学が終わったら13時を過ぎてしまったので、ほとんどのサークルさんが撤収状態になっていて、慌ててお目当てのサークルさんを訪ね、仕舞ってる新刊を出して貰って買いましたよ〜〜。
毎度思いますけど、皆さん撤収が早いですよね。売り切れちゃったら仕方ないですけど。一般の人に『もう帰っちゃうのポスター』出してる場合じゃない! と言いたい(笑)
【失敗:その3】 途中で他のお友だちと合流してから、彼女に連れられスムーズに回れたんですが、漫画描きさんばかりに集中してしまい、小説書きさんとの新しい出会いがなかったのも残念でした。
(店仕舞いしてるから焦ってしまって…、いえいえ、遅く行った自分が悪いんです)
でもね、コミティアに行って思ったのですが、(スペース確保の問題があるんでしょうが)小説書きとしては、見本誌を一部ずつ提出しているのだから、コミティアみたいに立ち読みスペースがあればいいのに…と思います。自分でも思うけど、スペース前で立ち読みするの勇気いるんだもの。
それに、漫画は手に取りやすいけど、小説は中身見ないと(商業誌で活躍してる方は別ですが)ジャケ買いなんて、して貰えませんもの。
…何だか、今回は愚痴が多いですが、良かった事もたくさんありました!

【良かった事:その1】 
そう! 竹宮恵子先生とbelne先生の対談企画!『Juneを語ろう』は、見て良かった〜。(先生のお顔は昔から雑誌などで拝見してましたが、いつくになってもお奇麗で、格好良い方でした)
竹宮先生は、言わずと知れた『風と木の詩』の作者で、少年愛漫画の金字塔を打ち立てた方ですが、私がこのお話を読んだのは小学生の頃でして、実は難しくてよく分からなかった…というか、もどかしくてイライラしたんですよね〜。
対談の中でもおっしゃってましたが、竹宮先生は自分のキャラに情け容赦がないし…。
子どもだったから、当然オーギュは嫌いだったし、ジルには感情移入できないし、読み出すと止まらないけど、ハマらなかったんです。
もし、この頃ハマっていたら、今頃BLは卒業してたかも知れませんが、こんないい年こいてからハマってしまったもので、さあ大変…な訳です。
竹宮先生の作品で好きなのは、「ここのつの友情」や、「ウエディング・ライセンス」、「空がすき!」、「私を月まで連れてって」、そしてやはり、「地球へ…」ですね〜。
(全部小学生の時なので、おこづかいがないから、長い話は揃えられなかったんですね)
「地球へ…」など、当時朝日ソノラマから出た月刊マンガ少年の別冊を、今でも持ってます。あと、意外とギャグも描かれていたので、「魔女はホットなお年頃」は好きでした。要は、一番何でも吸収する時期に、一番読んでいた作家さんだった訳です。
そんな大ファンの先生のお話を聞けて、一番嬉しかったのは、belne先生のアシスタントさんで、「お箸が一揃おいてあるだけでも萌える」と言う人がいる、というのを聞いた竹宮先生が、「それ、分かりますねぇ」とおっしゃった事です。先生も、そんなところで妄想膨らんじゃって、萌えちゃうんだ〜って思ったら、嬉しくなってしまったんですよ。
「いくつになっても、萌えてて、いいんじゃない?」と言ってもらえた気がして。
最近、「そろそろ辞め時かな…」と思う事が多くなってたんですね。
BL小説を書くこと自体は楽しくて、一生懸命創作活動している訳ですが、やはり自分の歳を考えると、ふと我に返る事があるんですよ。「私、大丈夫かしら?」って。
特に家族に「そんな事(売れもしない小説書き)に時間を費やすのはもったいない」とか言われると、言い返せないんです。だって生活しなきゃいけないのは事実ですし、趣味の事に時間を取られ過ぎるのは如何なモノか…と、自分でも思っちゃう訳です。
考え出すと落ち込みますし、創作意欲も削がれます。アマチュアの哀しい現実です。
平々凡々の人生でも、いろんな事が起きますから…。きゅうぅ〜〜と落ち込んでたので、すごく元気を貰えたのでした。
【良かった事:その2】 
サークル【琥珀茶房(稲荷家房之介)】さんの原画展。
すごく奇麗でした。どうやって描いたのかしらと不思議に思うほど筆の跡が無い〜〜! 神業でしたね。漫画生原稿も「き、奇麗過ぎる…」
見られて良かった…。目の保養でした。当然画集をゲットしました。

という訳で、いろいろ素敵な企画が多かったけど、反省点も多い、そして実り多き一日でした!
by apodeco | 2013-03-31 00:07 | ご紹介