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 BL感想文、今回読んだのは木原音瀬さんの『美しいこと』です。
 木原さんの作品は『ergo(エルゴ)』という雑誌(?)でチラ見して以来ずっと気になっていて、試しに『箱の中』『檻の外』『さようなら、と君は手を振った』を読みましたが、もう、凄かった…です。
 以前、腐女子ではなく普女子の方にBL漫画(そこまで過激ではないもの)を紹介してドン引きされた経験から、この手の本をフツーの方には紹介するまい…と決めていましたが、木原さんの作品は胸を張って「紹介したい!!」と思いました。特に、フツー(しつこい)の方に。


美しいこと(上) (Holly NOVELS) (ホリーノベルズ)

木原 音瀬 / 蒼竜社

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美しいこと(下) (ホリーノベルズ)

木原 音瀬 / 蒼竜社

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 松岡洋介はストレス解消のため美しく女装して街に出かけ、男たちの視線を集めて楽しんでいました。ある日、その姿でナンパされ散々な目に遭った松岡を助けてくれた男がいました。同じ会社で働く不器用でトロいと評判の男、寛末基文でした。
 何の見返りも求めない心からの親切を受け、お礼の気持ちを伝えたくて女の姿で会ううちに、松岡は寛末から「好きだ」と告白されてしまいます。松岡は女としてもう会わないと決心しますが…。

 普通じゃない出会いですね(笑)。最近見たドラマでも、中年のおじちゃまが秘密の女装クラブへ通っている設定になっていましたが、変身願望が満たされるとストレス解消になるのでしょうか?
 別に松岡はそういう趣味の人ではありません。ゲイでもない、普通の男性です。ついでに言うなら寛末も、自分に自信がない要領が悪いだけの普通の男性です。この二人の恋物語です。
 どうやったら恋になるの? と思いますが、それはほら、『恋』って一種の病ですから。発病しちゃったんですね……

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by apodeco | 2009-02-12 22:03 | Comments(0)