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アタ

アタ (ミリオンコミックス 26 CRAFT SERIES 18)
藤 たまき / / 大洋図書
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My Favorite Comics(15禁)

J.GARDEN23で素敵な作家さんを発見してしまいました。
絵が綺麗で可愛くて、一目惚れ(節操なしなので)。早速新刊をGETしました。
(しかもサイン本! ラッキ〜)


a0095010_1151538.jpgMy Favorite Words
「寝たって寝なくたって 心の在り様はどっちにしろ本人にしか解らないんだ」
「アタ」P.22より影郎の台詞

 「アタ」は人の名前です。変わってますね。由来はお話の中で出てきます。
 「アタ」は他人ですが「影郎(かげろう)」の家で兄弟のように育ち、今も一緒に暮らしています。「アタ」は中学生の時から『ゲイ』を自認し、公言して憚りません。卒業後は進学もせず、バイトをしながらあっちの男こっちの男と糸の切れたカイトのよう。いつも恋ばかりして傷ついています。
 まっすぐで健全な心の持ち主の「影郎」は、そんな「アタ」が心配で心配で、実の母にして「私が子供だったら あんたみたいな親はお断りね〜」と言わしめる程、頑固親父のように「アタ」を監視し叱責します。
 「アタ」の気持ちが分からないと苛つく「影郎」と、自分の本当の気持ちに向き合おうとしない「アタ」。
 一番近くにいながら、一番遠い存在になってしまった二人は—。

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by apodeco | 2007-10-25 12:20 | BL感想文 | Comments(0)

a0095010_22132037.jpg私の部屋の机(折り畳み式)です。夜、寝る前の2、3時間をここで過ごしています。(机の右隣のeMacで作業をしています)
本当はこんなに片づいていません。いつも読みかけの本が山積みです。


 秋の夜長を楽しむ季節ですね。
 さて、創作物が気持ちに追いつかないので、今回は「私を構成するもの」をご紹介します。いつもは、自信をもってお勧めしているくせに、こればかりはご紹介するのみです。お勧めは、しません。今の私を構成する要素になっている作品ですが、この部分のみを強調するととんでもない嗜好の持ち主に思われそうで怖いです。ちょっとダークなので、ご注意ください。

a0095010_21322361.jpg「本落ち」賞
 一枚の木の葉、あるいは一片の羽毛の落ちる音でも聴きとることができたであろう。その静けさを破ったのは、低い、だが耳ざわりな、間ののびたきしるような音で、それは部屋の隅々から同時に聞こえてくるように思われた。
「なに—なに—何だって貴様は、そんな音を立てるのだ?」と王はたけだけしく侏儒(こびと)のほうを向いて詰った。
春秋社 ポオ小説全集 第4巻 探美小説より 『ちんば蛙』P.254

 草間先生の『災厄のてびき』をご紹介したときに、この「本落ち」賞を捧げましたが、最初に「本落ち」したのがこの『ちんば蛙』でした。
 初めてE. A. ポオの小説を読んだのは小学生の時です。児童文庫として海外の著名な推理小説家を集めた全集があり、その中に当然ポオの名前がありました。黄金虫、モルグ街の殺人、黒猫、早すぎた埋葬、そしてこの『ちんば蛙』です。
 今はこの題名ではなく『とび蛙』になっていると思います。ご不快に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私が読んだときの題名のままご紹介させていただきます。予めご了承ください。
 この話が数あるポオの小説の中で特に好きだという訳ではありません。ただ、読みながらぞわぞわと寒気がして本を放り投げた、初めてのお話だから忘れられないのです。

 物語は、ヨーロッパの宮廷で職業的な道化師がいたころのこと—

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by apodeco | 2007-10-20 22:52 | よろず感想文 | Comments(2)

10月はたそがれの国?

a0095010_17312110.jpg 秋になりましたね。季節の変わり目は少し鬱気味になります。
 秋から冬にかけてが一番好きな季節なんですが。どうにもやる気が出ないので、更新怠けてしまいました。
 趣味のブログということで大目に見ていただいて、今月は不定期更新とさせていただきます。

 窓を開けると金木犀の香りがします。
 父もトイレの前には樅の木ではなく金木犀を植えてくれればよかったのに。でも、家の人はこの金木犀の香りが嫌いなんです。「芳香剤の匂いだ」と言います(笑)。
 高校の時の友人もこの香りが大嫌いで、「10月は嫌いだ」とよくこぼしていました。昔は今ほど金木犀が植えられていなかったと思います。ところどころ家の垣根から微かに香りがするな、程度だったんですよ。だから金木犀の香りがしだすと友人は息を止めて歩いていましたっけ(笑)。
 今だったら死んじゃいますね。この10月を彼女はどうすごしているのでしょうか…。

 10月はハロウィーンです。万聖節だそうです。
 日本の場合は地獄の釜の蓋もあく盆か正月でしょうか?(ちと違う?) 洋の東西を問わずあの世とこの世の結びつきを求める人は多いのでしょうか。
 ハロウィーンと聞いて真っ先に浮かぶのは、レイ・ブラッドベリです。
『ハロウィーンがやってきた』は是非お読みいただけたらと思います。少年の光と陰をファンタジーとして書かれちゃうと堪りませね。こういうお話はブラッドベリの右に出る者はいないと思います。
 ブラッドベリの読書感想も書きたいと思いますが、この作家はお勧めしたいお話が多すぎて困るくらいです。
 ああ、『NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS』のジャックも可愛くて好きです。真っ黒な眼が悪戯を思いついたとき細くなるところがいいですよね(笑)。

 更新が遅れたお詫び…といいますか、去年子ども用のお絵かき帳の表紙に描いたイラストを壁紙にした物を配布いたします。子ども向けに描いたので、底抜けに明るい感じで、ちょっと「のあ〜る」ではありませんが、お気に召した方は貰ってやってくださいませ。
※サイズは1024×768 pixelです。

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by apodeco | 2007-10-13 17:53 | ご紹介 | Comments(6)