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J.GARDEN30に参加しました

 半年振りの更新です。ご無沙汰しておりました。
 こんなに更新が空いたのは腸閉塞で入院して以来二度目ですね。
 3月まではイベントの準備に追われていたせいなんですが、3月からは震災の影響で、結局半年間も放置状態が続いてしまいました。
 当時の事はBLサイトのDiaryに書いておりますが、体調を崩したり精神的にも参ってしまい、萌え魂が薄れたりしましたが、気持ちを切り替えて更新を再開したいと思います。
 今回は震災により6月26日に振替開催になりましたJ.GARDEN30へサークル参加したご報告です。
 でも、まず萌を語る前に…
「東北地方太平洋沖地震」により被災された方々にお見舞い申し上げるとともに、
 亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。

 あっという間だった気もしますし、長かったような気もします。
 でも、まだ復興が進まずご苦労されている方々がいらっしゃいます。節電ですとか募金くらいしかできないのですが、これからも自分にできる支援をして行きたいと思います。


 いつかは出るぞ〜と思いながら一般参加していたJ.GARDEN。
 遂に出るぞ〜!と、友人を巻き込んで(いろんな人にご迷惑おかけして)同人誌を作りましたので、ご参加できなかったサークル様も多数いらして残念だったのですが、無事開催できてほっとしました。
J.GARDEN30に参加しました_a0095010_16343890.jpg

▲店頭の様子。 『Mr.シンデレラ』の裏表紙には続編の林、亮介兄さん、喜一がいるんです♪

 とにかく初めてなので、何をやるのもモタモタしてしまい、9時半から準備していたのに気がついたらもう11時〜?! 友人が3人来てくれる予定でしたが、2人が急な用事で来られなくなり(←あてにしていた)「うう…じゃあ、1冊売れたら良い方かな…」と思って迎えた開場時間。
 開会宣言のアナウンスとともに拍手して、お客様がどどどぉ〜っと人気サークル様へ向かう様子を、
「おお〜」と感嘆しながら眺めました。そのあと暫く友人と「あとで交代で見て回ろうね〜」と話しながらガイドのチェックをしていたのですが、「あの、真夜中…真夜中…」という声が聞こえました。
「えっ? うちです、うちです〜!」
 まさか、すぐにお客様が来てくださるとは思ってなかったので、アワアワしてしまいました。私は突発的な事に弱いので友人がキビキビ対応してくれましたが、プレゼントにお渡ししたチョコを包んでいたレースの使い途を説明するのをど忘れしました。
 写真のビニールに入ったやつです。編みっぱなしなのでクルクルしてますが、リボンを外して頂き、水通ししてアイロンをかけて頂くとコースターとして使えますんで、どうぞ捨てないでくださいましね〜。
 他にも「真夜中…真夜中…」と呟きながら訪ねてくださった方がいて、いっそサークル名を『真夜中』にしようかと思いました。いつもサイトを見てくださっているとの事で、大変有り難く嬉しかったです。
また、通りすがりに気に入って買って下さった方もいらして感激しました。
 残念だったのは、30回記念企画の出会いおみくじの効果がなかった事。
 くじだけでもお持ち頂ければ、和紙で作ったしおり(全部柄が違うので、紐付き飴みたいに糸を引いて頂く)をプレゼントする予定でしたが、どなたもいらっしゃらなかったので、手伝ってくれた友人と、お隣のサークル様に記念に引いてもらいました。
 中に2枚、私の描いたイラストが入っていて、これを引くとチョコをプレゼントするつもりでした。何とお隣のサークル様が見事お引きになり、チョコをプレゼント致しました(笑)
 友人曰く、「みんな目がハンターみたいに狙った獲物しか目に入ってない」から、きっとくじを引いても買うのに忙しくて行かないんじゃないか…と。
 たくさん残っているので、次のイベントの時もやろうと思ったのですが、そう言われれば、みんな買ったらそそくさと次の獲物へ!って感じで移動されるので、時間を取られる“紐付きしおり”は好まれないかもしれないですね。
 そんな中、「『Mr.シンデレラ』の続きを待ってます」とご感想くださいましたお客様がいらして、大変嬉しかったです。ありがとうございました。遅筆ですし、あっちもこっちも書きかけ状態で、すぐには書けないのですけど、必ず書きますので気長にお付き合いくださいませね。
(その場でもお話ししましたが、年末くらいから手をつけたいと思ってます)

 こんな感じで、あっと言う間の5時間でした。きっと時間を持て余すだろうと、重いのにスケッチブックと色鉛筆を持参したのですが、忙しくて出番はありませんでした。
 大変楽しかったです。お立ち寄りくださいました皆さま、本当にありがとうございました。
 友人や懇意にして頂いているサークル様から差し入れも頂きましたし、お手伝いしてくれた友人にもこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございましたm(_ _)m

 次回は秋のJ.GARDEN31に、『Mr.シンデレラ』の表紙絵を描いて頂いた絵師様と参加予定です。彼女の漫画と私の新刊を予定しています。
# by apodeco | 2011-06-27 21:29 | ご紹介

 先月また飛んでしまいました。
 11月は出かける機会が多く、書く時間がなくなってしまいました。まあ、外に出ないと書く話題も手に入りませんけれど。もう師走ですね…一年が本当に早く感じます。

 11月最後の週の土曜日に友人の写真展へ行って来ました。
 何を隠そう、私は写真学校へ通っておりましたのよ。写真の勉強してましたなんて、言うのも恥ずかしい写真を載せてますけども、現在もお付き合いのある良い友人をたくさん得る事が出来ました。今じゃ使い途ないですが、貴重な手焼きの写真技術を習えましたし、何より楽しい日々でした。今でも行って良かったと思っています。
 私は止めてしまいましたけど、友人はビデオ撮影の仕事につき、毎年写真展を開いて立派に活動を続けています。今の私は『書く』事が楽しくて仕方ないのですが、友人は今も『撮る』事が楽しくて仕方ないのだそうです。撮る事が、生きる事なんですね。
 展示されていた写真は友人が生死の境を彷徨う大病を患った時のもので、今現在のものではないのですが、完治して病気の恐怖から解放された今だからこそ出せると思ったそうです。当時は入院したという事しか知らされず、心配する事しか出来ませんでしたから、改めて当時の写真を見せられて、今、元気で過ごしている友人を見ると感慨深いものがありました。
 私も年を取り病気がちになりましたが、朝起きたときに自分が生きている事を確認する…そんな経験はありません。どんなにか不安で恐ろしい毎日だっただろうと思います。目の前でにこにこと笑っている友人と、こうしてお喋りできる事が本当に…何に感謝してよいか分かりませんが、有り難い事と思いました。

2010年もあと少し。萌の吐き納めといきましょう 〜その1〜_a0095010_15553970.jpg写真は会場の『大倉山記念館』です。素敵な建物でしょう。昭和七年に建てられたものだそうです。
古い建築物フェチ(?)である私としては涎物で、建物の中をあっちこっち見て回りました。


2010年もあと少し。萌の吐き納めといきましょう 〜その1〜_a0095010_15561539.jpg太陽の光を受けて黄色く見えています。ガラスがこういう色なんでしょうか。ちょっと不思議。


2010年もあと少し。萌の吐き納めといきましょう 〜その1〜_a0095010_15564985.jpgこの扉の向こうがギャラリーです。友人の写真展はこちらで、この上の講堂で音楽会が開かれていました。


2010年もあと少し。萌の吐き納めといきましょう 〜その1〜_a0095010_15574696.jpg右側から見た所。くるっと一周しましたが、全然別の建物かと思うほど違っていて面白かったです。


 トイレが各階にあるのですが、1階がマニアックと言われて入って来ました(笑)
 男女別れてないのですが、上手く改装していて気になりませんでした。一つは和式でもう一つは洋式。古いトイレにある不潔感は全くないです。でも、ちょ〜寒い! 大理石とかタイルの装飾なので冷た〜い感じだし、広いからスースーするの。これでヒーター付の便座なら言う事ないのにな〜と思いました。
 昨今、こうした古い貴重な建築物がなくなりつつありますし、来年は古い建築物ツアーでもしようかと思っています。こちらでその模様をお伝えしますのでお楽しみに。

追記:先日最終回を迎えたドラマ『検事・鬼島平八郎』(浜田雅功主演)で使われていたんですね〜。家人に言われてやっと気がつきました。


 さあ、萌の吐き納めですから、お次はよろず感想文で〜す。
 本屋のポップにつられて買った漫画、2010年の手塚治虫文化賞「新生賞」を受けた『虫と歌』です。

虫と歌 市川春子作品集 (アフタヌーンKC)

市川 春子 / 講談社

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 実は、『手塚治虫文化賞』なんてものがあるのも知らなかったのですが(笑)。
 最近『バクマン』をちらみしていて、あれも『手塚賞』を狙ってますが、あっちは集英社の新人賞なのね。こちらは朝日新聞社主催で「現在の漫画をよく読む人」が審査員なんだそうで、漫画を描いてる側からしたらどうなのかな…とも思いましたが、まあ、そんな事は置いといて。大変面白かったです。
 今、友人に貸してしまっていて、あらすじが書けない…ので、こちらを参照くださいませ。最近、とっても横着になりましてよ…ええ。現在作品の紹介が載っておりますが、来年になったら消えちゃうかも。
 新生賞とは、「斬新な表現、画期的なテーマなど清新な才能の作者に贈られる」との事ですが、本当に発想が面白いなと思いました。この賞は特に手塚先生の作品を意識したものに贈られる訳じゃないのですが、市川春子さんの作品には、手塚先生の作品を読むときに感じる、『生命の輝き』を感じました。
 四編の短編からなっています。全て人と、人でないものとの心の交流を描いた作品です。人が勝手に無機物を人に見立てて(最近多いですよね、擬人化)いるのではなく、人でないものがきちんと人格を持ち、喋り、考え、悩み、人と心を深く通わせます。とても不思議なお話で、ファンタジー…と言っていいか分かりませんが、現実にはあり得ないお話ばかりです。
 私は表題の『虫と歌』がとても良かったのですが、読みながら手塚先生の『ミクロイドS』を思い出しました。虫繋がりってだけじゃなく、生きている事、他者との間に紡がれる情愛と、結果的に生じる切なさと…いろんな事を考えさせられるお話です。
 そう言えば、手塚先生も荒唐無稽なお話をたくさん描いてますけど、ファンタジーと思って読んだ事ないですね。説得力があったからかしら…。『ミクロイドS』にしても『不思議なメルモ』にしても、違和感なく受け入れて読んでましたっけ。
 『虫と歌』の四編に関して言えば、逆に現実感は必要ないかも知れません。絵は決して上手くないですが、その不思議な世界がしっかりと創り出されていて素敵です。難を言えば時間軸がよく分かりません。回想と現行の部分がごっちゃになっていたり、時間の経過がいきなり過ぎる所も見受けられました。

「マンガは絵と文でできている。絵では表せない、言葉にもできない思いを、絵と文の間からたくさん感じとれるような、そんなマンガを目指します」との事ですが、たくさん感じ取る事が出来ましたよ。(とても共感する言葉です。私も文章の間から何かを感じ取って貰えるようなお話を書きたいものです)
 お仕事をされながら、一年に一作のペースで創作活動を続けられるそうです。また市川さん独特の素敵な世界が読める日を心待ちにしたいと思います。

 次回もよろず感想文、『ひらひらひゅ〜ん』と作者の西炯子先生について書きたいと思います。
# by apodeco | 2010-12-01 22:27 | よろず感想文

萌語り — 父のアルバム

 金木犀の香りが部屋の中まで届いています。10月の香りですね。
 でも、ちょっと香り過ぎて臭い…。近所にいっぱい植わってますから仕方ないけど、何でもほどほどが良いですね…。

 草間先生の『マッチ売り』を読んでいると萌心が大いに刺激され、久し振りに昔話などをしようかと思いまして…。ちょうど『マッチ売り』の登場人物とほぼ同年代(少し下かな)の父の話です。
 私の父は北海道の生まれです。昭和23年頃は、下宿しながら高校へ通っていました。“眼鏡”が住んでいるのと同じ学生の下宿屋ですね。あんなに広くて綺麗じゃなかったろうと思います。田宮虎彦さんの小説に『菊坂』というのがありますが、この主人公が住んでいた下宿屋の方がぴったりくるかも知れません。当時の思い出は、いつでも「お腹が空いたな」と思っていた事だそうです。
 苦学生でしたが、バスケットボール部に入り、丸刈りが多い中自分だけ髪を伸ばし(天パーを誤魔化すため)ポマードで固めるなど洒落者でした。友だちも多く、貧しくも楽しい学校生活だったようです。
 父は時々、こうした若い頃の話を聞かせてくれました。私はその話を思い出しながら父の古いアルバムを捲るのが好きで、虫干しも兼ねてよく覗いたものです。『マッチ売り』の中の町並みを懐かしく感じたのは、当時の風景をアルバムの中で見慣れていたからも知れません。
 下の写真がそのアルバムです。以前、自分の小説の資料用に撮らせてもらったものです。

萌語り — 父のアルバム_a0095010_22304580.jpg

 白い文字は父が書いたもの。修学旅行で東京へ来た時の写真です。『靖国神社にて』って書いてある。列車の前の写真は上野駅ですって。他の頁にも友人の名前や、ちょっとした感想が綺麗な文字で書かれています。
 父のアルバムなのだから父が書いたんだと思いましたけど、普段はクセのあるミミズがのたくったような判読不能な文字を書くので、「これ、誰の字?」と母に聞くと、「お父さん。本当はすごく字が綺麗なのよ」と教えてくれました。
 丁寧に書くと達筆なんです(笑)。何で普段も綺麗に書かないんだろうと子ども心に不思議に思ったものですが、今は、それだけこのアルバムが大切なものだったのだと分かります。
 

 こちらは北海道で就職してからのもの。
 この後、いろいろあって田舎を捨てて上京し、会社を興しました。
“若社長”と一緒(笑)?
萌語り — 父のアルバム_a0095010_2231353.jpg

 就職してからは忙しかったのでしょうか、書き込みがなくなり、ただ挟んである状態のものもありました。それでも大切な人たちの写真なのでしょう、「この人、誰?」と聞くと、「〇〇さんだな…」と懐かしそうに話して聞かせてくれました。
 全ては、60年も前のお話です。
 父は戦争には行きませんでしたけど、母共々波乱に満ちた人生を歩んで来ましたので、いつか二人の話を書けたらいいなと思っています。それが最近の私の夢ですが、内容がBLっていうのは、少々親不孝な気がします…(勿論、普通の話も書きたいと思っていますよ!)
 縁起でもない事ですが、父が亡くなったら、このアルバムを形見分けに貰いたいと思っています。でも、80才近くなった今も全て自前の歯を持つ健康な父ですから、あの世のお迎えはもう少し先の事でしょうし、うかうかしていると私の方が先におっちんでしまいそうです。
 将来的に滅び行く家系ですから、アルバムと想い出を受け継いでも残していく者はおりません。このアルバムは、私が死ぬ時に一緒にお棺に入れて貰って、あの世に持って行く事になるでしょう。そうしたら、先に逝って待っているだろう両親に、またこのアルバムを眺めながら昔話を聞かせて貰おうと思っています。
 家人に話すと笑われますけどね。
「大丈夫。憎まれっ子世にはばかる、だから」…私も父も、きっと長生きするだろうと(笑)

 やっと訪れた秋の夜長、美味しい飲み物を用意して、昔話をつまみに語らうのも、なかなか良い親孝行になりますよ。
 
 
# by apodeco | 2010-10-09 15:13 | 昔ばなし

 ご無沙汰しておりました〜(汗) 
 今回はお勧めBL漫画のご紹介ですが、まずその前に…

やっと秋が来ました…最新お勧めBL漫画のご紹介_a0095010_23543311.jpg←夏になると仕上げなきゃと思うイラスト。カラーインクで仕上げるつもりでペンだけ入れたもので、もう三年放置状態…。この状態で出すのはどうかと思いつつ、『必ず仕上げるぞ!』の決意も込めて。これだけじゃなくて途中で放置してるイラストがまだいっぱいありマス…。

 暑い暑い夏がようやく終わりましたね。暑くて伸びてた訳ではないのですが、うかうかと二ヶ月が過ぎてしまいました。その間、サイトの小説書きに没頭しておりました。


 近況報告をしますと、新しい職場環境に慣れたのもありますが、やっぱり脳が逃避したいらしく、お話のネタが次々浮かんできたので、短編を中心にぽつぽつと書き綴っておりました。現在は来年春のJ.Garden参加を目標に同人誌制作に入っています。
 既存のお話と書き下ろしをまとめて、2冊出す予定。もう、友人を巻き込んでの一大事です(笑)。
 思えば、大好きな素敵BLサイトさまのお話に影響されて拙い文章を書き始めてから、ここまで来るのは長い道のりでした。
 普通女子だった友人をBL系即売会に連れ回し、一人前の腐女子(声優さん萌で『黒執事』&『デュラララ』にご執心。静雄受オンリーイベントに行きたいと聞かされた時には少々責任を感じました…)に育て上げ、ようやく校正担当を確保。また、小学生の時からの友人で同人誌の大先輩絵師さまが、表紙絵を書いてくださる事になり、もう張り切っております。
 絵師さまをご紹介しますと、サークル名『maris』で活動なさってました、本間まり様です。現在は活動休止中ですが、無理言ってお願いしちゃいました。ありがとうございま〜す。
 非BLの人ですが、お願いしているお話のネコキャラが頭から離れなくなっちゃって、BL書きたくなってるそうです。悪影響あり過ぎ?と思いましたが、活動再開を検討中との事、嬉しい限りです。
 さあ、もう後に引けません。夏コミで大好きな漫画家の先生に恐れ多くも「同人誌出します」宣言しちゃったし、絵師さまを含めた友人一同にも宣言しちゃったし…。ここまで自分を追い詰めないと頑張れない…訳じゃないけど、やる気は出ます。何しろこれから書き下ろしを3本書かねばならないので。自分に鞭打って頑張りま〜す♪
(『痛い』の嫌いだけど、精神的にはMかもね)

 まあ、こうして頭の中は張り切ってますが、体の方がなかなかついていかないのですよねぇ…。
 やっと貧血は改善されましたが、暑さのせいか体重が減る一方。口内炎も食事の度に悪化して治らないため、歯医者さんでレーザー治療を受けました。体も怠く、「あれ〜? おかしいな」と思っていたら、健康診断で低蛋白血症との診断。
「ゲッ! 糖尿病予備軍?!」と焦りましたが、腸の具合が悪くなるとスポーツドリンクだけで絶食(1、2回抜く程度ですが)してたので、多分、一時的な栄養失調になったんだと思います。とりあえず、近いうちにまた病院に行ってきます。
 体だけじゃなくて、仕事も家事もありますし、家族サービスもしなくちゃだし(山登りに行きたいんですって…なので、10月2日に巾着田の曼珠沙華を見て来ました。こちらはDiaryの方でご紹介)で、時間がな〜い!!
↓ こんな感じで辺り一面の曼珠沙華! 綺麗でした〜。
やっと秋が来ました…最新お勧めBL漫画のご紹介_a0095010_23561974.jpg

 そんな訳でイラストは放置、BL小説も、友人に借りたお勧め小説もあまり読んでない…のですが、
久々に草間先生の本が2冊も出ましたのでご紹介♪

地下鉄の犬 (ドラコミックス)

草間 さかえ / コアマガジン

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マッチ売り (CITRON COMICS)

草間 さかえ / リブレ出版

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 内容に触れる部分があるので(極力ないように…しますが)、
↓続きを読むよりどうぞ

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# by apodeco | 2010-10-03 01:06 | BL感想文

『目指せ月いち更新』なのですが、6月最終日にやっと更新…。
今月はいろいろと出かける機会に恵まれました。
お友達のフラ(フラダンス)教室の発表会を見に行ったり、腐女子友達と漫画&本の貸し借りをしたり、『お金をかけずに楽しむ』を実践中。

映画と漫画… 萌えあり・萌なし_a0095010_1537028.jpg
 
フラを見た帰り、久しぶりに行った銀座で「安くて色々選べるから」と入ったビュッフェのお食事。どこだかお分かりですか? 
お洒落〜な筈なのに、写真が下手過ぎて給食のお膳みたいですね(笑)
ヘルシーで、味も悪くなかったのですが、同じスタイルのお店なら西荻窪のお店の方が素敵だったかな。
かな〜りオバサン化しているようで、『お洒落である』という基準がよく分からない今日この頃です。


さて、お次は映画。2本観ました。
一つ目は『パーマネント野ばら』、もう一つは『告白』
『パーマネント野ばら』は西原理恵子さん原作の漫画を映画化したもの、『告白』は湊かなえさんの同名小説の映画化です。
『パーマネント野ばら』は封切り間もなく行きましたが残念ながらガラガラ…。『告白』はすご〜く並んでいました。その違いは鑑賞してみて納得。
『告白』は結構長いのに最後まで飽きさせず、一気に突き抜ける感じでした。内容も衝撃的ですし、ホントにすご〜いと思いました。
でもね、食事をして買い物をして一時間くらいしたら忘れた(笑) 
ボケて内容を忘れた訳じゃないですよ。面白かったんですよ、すごく。
でもあんまり心に響かなかったってことです。
逆に『パーマネント野ばら』は、家に帰ってから家人に「ここが良かった!」と一生懸命説明しちゃいました。今でも印象に残ったシーンを思い出すと切なく感じるくらいです。
この違いは結構考えさせられました。素人だけど、私もお話を書いているから。
『告白』は(原作未読なため、映画限定で言えば)感情移入する隙間がないくらい、こうなんだ!って作りすぎてるからかな〜と思ったのですが、もしかして、冒頭で触れたように、私がオバサン化したせい…?と焦りを感じました。
家人曰く、オバサン化は『興味をなくすこと』なんだそうです。
私が『パーマネント野ばら』に惹かれたのは、同じ女性として感じる(興味を惹かれる)ところが多かったからで、『告白』が響かなかったのは、自身があの思春期の鬱屈を経験してきている筈なのに理解できず、どうしてああなるかな〜と諦め(どうせ通じないだろうな〜と)の境地で、まあどうせ、あれは現実とは違うでしょうよと片付けてしまっているからか? 
敢えて考えたのは、大事な者を奪われたらあれぐらいしたいだろうとか、言葉で言って分からないなら、分かるように同じ目に遭え(マンムラビ法典ですね)ってのは正解だ…とか。ラストの台詞が、もうどうにでも取れるの。それはそれですごい…。
あまりこちらの考える隙を与えてくれないお話のような気がしました。
(内容が違い過ぎて同列に語るのもどうかと思いますけど)
必ずしも面白い = 心に残るではないのですね。書く(作る)からにはそうありたいと思うけれど。
気になるので是非原作も読んでみようと思います。


さあ、かたい話はここまで。お次はBL漫画のご紹介。

野ばら (MARBLE COMICS)

雲田 はるこ / ソフトライン 東京漫画社

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あはは〜これも『野ばら』だ。ジャケ買いしたものです。
絵が、むか〜しの萩尾望都さんか、水野英子さんを彷彿とさせます。
見ていて、絵を描くことがすごく好きな方なんだろうな、と思いました。受の男性が、なよっとした感じの人が多いのですが、それはそれでなかなか素敵。すごく参考になりました(笑)
町の洋食屋の若旦那と、そこへアルバイトに来ている離婚寸前の子持ちの四十路男性のお話(ちょっとドキッとしちゃった)と、二丁目で働く心も身体も女の子になりたい子の恋の行方のお話。それと、旅先で出会った不思議な青年との道行きのお話。
自分でも書いてますけど、本当にゲイの人って悩みが多いのね〜って、哀しくも愛おしくなってしまいました。
どれも良いお話ですが、一番気に入った点はやっぱり絵かな。
キスシーンが素敵なんですよ(笑)
この幸せなキスの感じを是非文章にしてみたいと思うけど、やっぱり絵には敵わないかなぁ?


最後に非BL。最近友人とハマってます(笑)

裏切りは僕の名前を知っている (1) (あすかコミックスDX)

小田切 ほたる / 角川書店

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一族を裏切り悪魔を召喚した男と、その男を倒そうとする同じ召喚士の一族との千年に亘る戦いの物語です。
一族の力の要であり、前世の記憶を無くしたままの元お姫さまの男の子と、その愛ゆえに悪魔を裏切り一族に加勢する男との運命の行方は— BL臭漂う(?)素敵王道ファンタジーです。
(説明になってるかしら?)
絵は綺麗だし、いい男満載だし、BL要素アリアリだし、話も文句なく面白いし、も〜う言う事なしのお勧め〜。
台詞が良くて、心にぐっとくる。悪魔軍団なんて、軍服よ〜〜。
制服フェチにはたまりません…(涎)
続きが待ち遠しい。現在7巻まで出ています。
# by apodeco | 2010-06-30 18:50 | よろず感想文