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2015年も、もう半分まで来てしまいました。本当に時間が経つのが早いこと…。
前回ご紹介した【絵楽塾】デッサン教室は5月で無事終了しまして、ただ今塾生作品展へ出品するため、シコシコ作品を描いておりますけれども遅々として進まず…。
忙しさにかまけて、ついつい「作品展8月だし〜、まだ時間あるし〜」と思ってしまう自分に発破をかけるべく、甲先生の画業15年の奇跡を辿る作品展、『Art & Doll展』〜プレミアム・コレクション〜へ行って参りました。

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こちらが個展の案内ハガキ

前回見逃した山崎俊夫作、田村蓮演出の朗読劇『蛇屋横町』が再演されるとの事なので、とっても楽しみにしておりました。
場所は、六本木にある【六本木ストライプスペース】で、6月23日(火)〜7月1日(水)/12:00〜19:00(最終日は18:00)まで開催。
アマンドを目印に芋洗い坂をトコトコ下りまして、ちょうど六本木中学校の前、道路を隔てた向かいにあります。ストライプというだけに、壁がベージュと白のストライプで、方向音痴の私でも迷わずに着けました。

絵画とお人形、合わせて70点以上という個展としては異例の作品数だと思います。甲先生のデビュー当時からの作品を一度に見られる貴重な機会ですので、じっくり見させて頂きました〜。
半地下のスペースで絵画が、その下の階でお人形が展示されております。
※画像は全てブログ掲載のため許可を頂いて撮影しました。

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鉛筆画とパステルで描かれたもの



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こちらは油絵やアクリルで、神話や物語の世界を題材とした作品


私は鉛筆デッサンを教えて頂いていたので、甲先生の作品で真っ先に浮かぶのは、やはり鉛筆か色鉛筆の作品なんですが、油絵やアクリルの作品もすごく素敵です。
透き通るような肌の感じはお人形に通じる点かと思われますが、油絵だと更に輝いて神秘的に見えましたし、アクリルの絵などは逆に仄暗い感じですが、もっと生々しい耽美な世界が広がって見えました。

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薔薇族の表紙になった作品


甲先生と言えば、やはり薔薇族の表紙絵は外せない作品だと思われます。私の趣味でこちらの作品をあげさせて頂きましたが、他にも数点ございました。きっとファンの方それぞに、これぞという表紙絵があることでしょう。カラー絵と一緒に下絵が展示されているので、見比べるのも勉強になりました。

見比べる展示はお人形の作品にもありましたよ。

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お人形のスペース。もっともっと、いーっぱいありましたのよ!



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絵がみごとに立体に! 他にもう一点見られます


テーマもいろいろあって、それぞれため息が出るような細かさと物語をもっています。こちらも私の趣味で掲げさせて頂きますと…

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背中の彫り物の意匠がすごいんですよ。それに、このあだっぽい目つきといったら! 雰囲気ありますよね。まだ少年っぽさが残る顔立ちなので、ちょっと危ういんですけど、何か「粋だね…」としか言いようがない。

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こちらは『旅立ち』という作品なのですが、小さなトランク一つで旅立つ少年は少し不安げに見えますけど、顔を上げて前を見つめる姿は、未来への強い意志を感じます。

他にも、『背徳遊戯』という作品は、オートマタ人形オルゴール付で、この日は実際に動かして頂けたのですが、動きがすごく柔らかくて息づいている感じがよく出てました。
(興味のある方は勇気を出して先生か事務局の方にお願いすれば動かして頂けるかも…)

本当に、とっても見応えがあります!
もっともっとお耽美な作品が沢山あって、すごいんですけど、載せたいんですけど、それはやはり、実物をご覧になって頂かないとね!
7月1日までですので、お見逃しなきよう!
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by apodeco | 2015-06-28 05:51 | ご紹介 | Comments(0)

最近、平日は仕事から帰って飯食ってフロ入って寝る…しかない生活を送っているので、やっぱりじっくり書く時間ないんですが、なんかもう、ちょっとでも書きたくて仕方ないので、ブログ更新します!

前回の続きで、草間先生の非BLものと、BL本のご紹介です。
ではまず、非BLもの『うつつのほとり』

迷信話集 うつつのほとり(クロフネコミックス)

草間 さかえ / リブレ出版

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版元はリブレ出版なんで、最初は久々のショタものか!(ごめんなさい…)と思ってしまいましたが、全然違った(笑)
【クロフネコミックス】というオールジャンルのレーベルを創刊したのだそうで、そのレーベルでの草間先生の初コミックスになります。
他の作家さんの作品は未読なので、まだ何とも言えませんが、大人のまんが好きのため…とのうたい文句があるので、ちょっと期待していますよ、リブレさん。
…で、こちら『うつつのほとり』ですが、草間先生の非BL話では、私は一番好きかも。
先生お得意の昭和初期のお話です。主人公は、母親の静養のため東京から山がちな村へやって来た少年・敬(たかし)くん。小学校低学年くらい…でしょうか、おっとりとした母親思いの優しいお坊ちゃまです。
彼はすぐに田舎に馴染んで、友だちも沢山できますが、村に着いて最初に見かけた赤い髪の少年・弥七(やしち)が気になって仕方ありません。
だけど、弥七は村の嫌われ者で天狗と噂されているいわく付きの少年。友だちになろうと近づく敬に、弥七自身も自分から遠ざけようと邪険な態度をとるのですが、聡明で真っすぐな敬に心を開き、ふたりはこっそり山の中で交流を深めます。
山のお寺の寺男として暮す弥七は、学校へは行っていないけれどとても物知りで、敬に自然についていろんな事を教えてくれます。
こうして田舎で暮らしながら、日々成長して行く敬の物語なんですが、単なる静養だけではない母親の事や、村の大人や子どもたちにまで広がっている弥七に対する偏見などに、心を痛めたりする敬の様子がいじらしく、そして、とても考えさせられます。
タイトルに【迷信話集】とついていて、帯やあらすじにも田舎ならではの迷信や風習の謎を解く…とあるんですが、一番大きな迷信は、人々の心の中にある【無知と偏見】だと思います。その “ 迷信 ” に真っすぐな心で向かって行く敬に、心弱くなっていた母も励まされて…。
本当に、心があったかくなって、幸せな気分になれる素敵なお話です。それに、先生の描く奇麗な日本の風景がとてもいいんですよ〜。一本の映画に撮ったら素敵だろうな…と具体的に映像が思い浮かぶくらい。
非BLでも、やっぱり草間先生だわ…という、心洗われる逸品ですのでお勧めです!

【余談】 青梅の毒
毒…と言えば、お話の中に青い梅の実は毒だというのが出てきます。実家で梅酒を漬けていたので、子どもの頃から毒の事は知ってましたが、1、2個食べたくらいなら大丈夫との事。大人なら300個くらい食べないと死なないんだそうです。
だけど青梅って、どう見ても美味しくなさそうですよね。とても良い香りがするけど、渋柿みたいに口の中が酷い事になりそうなイメージが…。
(渋柿食べた事ありますよー。焼酎に漬けたのに渋が抜け切ってなくて、口が曲がりました。しばらく何食べても美味しく感じませんでしたね。渋柿は干し柿にするに限ります)
なのに、うちの母方の祖母はこの青梅が大好物で、ガリガリ食べていたんだそうですよ。青梅の毒と聞くと、無条件にばあちゃんを思い出すのですが、どんな味がするのか聞いておけば良かったなぁ。


さて、お次はお待ちかねのBLものです。
25日に発売されたばかりの、『明け方に止む雨』

明け方に止む雨 (キャラコミックス)

草間さかえ / 徳間書店

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こちらは3つの恋の物語です。
前半分が日本のお話で、裁判所にお勤めの書記官・里村と刑事の結城のお話、里村の同僚で事務官・山田とお隣に住む高天のお話。
後の半分がイギリス…でしょうね、地主の三男坊・ジョゼと、じい様のせいで逼塞して絵を描いている男・アーサーのお話です。
日本人のお話は、特殊なお仕事に就いているメンズばかりで、仕事と同じくらい各人が特殊というか、ちょっと変わってます(笑) 
つい最近、友人と『この世の中の半分の人は、生きて行くために必要に迫られて選んだ【職業】に就いていて、自分がやりたいと望んでその【職業】についている人は少ないね…』と話したばかりで、この年になると働けさえすれば良いかと割り切りも出来るけど、働く事は人生の命題のひとつですから、やっぱり色々と思うところが多いです。
自分の天職を探していた20代の頃、『職業選択の自由、アハハン♪』(『憲法第22条の歌』っていうのだそうですよ)という印象的な歌を歌う就職情報誌のCMがありましたが、本来は人が職業や仕事を決める時、「働ければ何でもいいや!」なんて思わないし、自分の望みや適正を鑑みて選びますよね。特殊な職業であればあるほど、その職業に相応しい自身の思い入れが必要になると思うのですよ。だって、ちゃらんぽらんで正義感もないのに、いきなり「刑事になろう!」とか、「裁判所に就職しよう!」なんて思わないし、就けませんものね。
だから、裁判所にお勤めの山田と里村は、自身の職業に見合った性格をしています。それ故か、ちょっと突飛な行動に出がち。普通はいくらタバコの臭いが変わってるからって、山田みたいな事は考えないだろうし、高天みたいにバラの花の縁(えにし)をドキドキしたりする方が普通でしょう。
里村だって、気持ちは分かるけど、『オイオイ、そう出るか…』と鼻血のシーンでは笑いました。顔に似合わず血の気が多いのかしら。すごくいいです、鼻血!(そして、先生のあとがきに大笑い。私はそこまで考えなかったけど、確かにこれは酷いかも…)
対するお相手、刑事の結城はモノローグで語っていますけど、自分をよく分かっている男です。はっきり言って、山田と里村から「怪しい男」と散々な言われ方をする高天が、一番普通でマトモな人です。
そんな4人が、草間先生が仕掛けた疑惑と真実を明かす過程で、惹き合って、絡まり合って…恋に堕ちる。一体どんな疑惑と秘密があるのか、特に鼻血が気になる方には、是非お手に取って頂きたいと思いますが、個人的にはアーサーとジョゼ、二人の画家のお話の方が好きかも。
絵が好きという共通点で自然に惹かれ合う所も良いし、可哀想なんだけど逃避行へ走る所なんかロマンチックで、(全然違うけど)映画『モーリス』を思い出しちゃいましたよ。
作中に出て来る海の絵は、ギュスターヴ・クールベの『波』かなと勝手に想像してますが、その海の色とジョゼの瞳が同じ色だと言うシーンが素敵で…。初めての外国ものとの事ですが、もっと描いて欲しいなと思いました。

【余談・その2】 映画と、あわ〜い不思議BL本
アーサーのように、誰々の身内だから…と残酷な仕打ちをされてしまう映画を思い出しました。

愛と宿命の泉 PartI フロレット家のジャン デラックス版 [DVD]

ジェネオン エンタテインメント

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フランス映画で、邦題『愛と宿命の泉』です。パート1とパート2に別れた長いお話で、こちらパート1の『フロレット家のジャン』というのが、フロレットという女性の息子のジャンという意味で、母の生まれ故郷に妻と娘をともなって街からやって来たジャンが、ある男の策謀によって不幸な事故で亡くなってしまうまでのお話です。
パート2の『泉のマノン』で、ジャンの娘マノンがこの策謀を知る事となり、ある方法で復讐を遂げるのですが…最後の最後に「じぇじぇ〜〜っ!」どころじゃない真実が明かされて、すごく哀しくなっちゃうお話なのでした。でも、エマニュエル・ベアールが奇麗ですしね〜、イヴ・モンタンもジェラール・ドパルデューも素晴らしいし、何より面白いのでお勧め致しますわ。

あとね、兄弟に死なれちゃう里村の境遇と似たようなお話で、すごく不思議なBLがあるのでご紹介。

ロマンスの箱庭 (F-BOOK comics)

伊東 七つ生 / ブライト出版

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全部で5話の短編集。どのお話も恋愛になるのかな…? という淡いBLものなので、がっつり挿入がないダメ!という方にはお勧めできませんが、私の好きなレイ・ブラッドベリに繋がるようでいて、この方独特のファンタジーなんでしょうね、不思議なお話が多くて面白かったです。
お勧めは、霊が見えて困っていた友人にキスされたら、霊感が移っちゃったという『うつしがみ』と、人付き合いが下手で灯台守をしていた兄が自殺してしまい、遺品を整理しに灯台へ来た弟と、そこへちょうど訪ねて来た兄の友人だという男と兄の思い出話をする『光達距離』。短い話の中に、相手を思う気持ちがじゅわーっとあふれてて、温かい話でした。
人の想いを知るとか、秘密を知る、というのは、やっぱり重い事だと思うのですよ。でも、知らないより、知った方が先へ進めるのかな…と、考えさせられた『明け方に止む雨』と『光達距離』でした。

さあ、秋の夜長は楽しい読書。次回も何か良いお話をご紹介したいと思いますわ。
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by apodeco | 2013-10-27 22:48 | よろず感想文 | Comments(1)

良いお天気に恵まれた連休でしたね…。
せっかくの長いお休みなので、さあ、お話書くぞ〜と思っていたのですが、また詰まりました、腸が。
土曜の朝方から珍しく胃の辺りが痛くて、疲れたせいかな…と思ってたんですが、痛みが段々下の方へ移動してきて、夕方には吐き気をともなう腹痛へ。
だけど、出ないんですよね〜。これはまたしても腸閉塞か…と思いつつ、ギリギリまで我慢して、何とかお腹の中身は自力で出せたのですが、口から水分とれなくて脱水症状起こしそうになり、救急車…を呼べば良かったんですけど、すごい迷惑かかるので、車で夜中に近場の救急病院へ向かいました。
(ちなみに、病院へ行った方がいいか、♯7119に電話して相談しました。夜間に病院へ行くべきか、救急車を呼ぶべきか迷った時は相談すると良いですよ!)
病院でCT撮って、やっぱり詰まりかけてたのが判明しましたが、幸いな事に中身が出たので、今回は鼻からチューブ人間にはならずに済みました…が、たった一日で3キロ痩せました。要は、それだけ詰まってたって事ですよ〜恐ろし〜。
しかも、お腹だけじゃなく懐も痛い思いをしました。点滴とCTとお薬と夜間診療代で15,000円ですよ!! とは言え、診察を終えたのは午前2時で、お医者さんと看護士さんには感謝致しました。
原因は相変わらず不明ですが、おそらく『ストレス』と『運動不足』です。体育の日だというのに、70代の筋力はアップしているというのに、その70代の人がなりやすい病気にかかっちゃう40代…。
さすがに反省しまして、腸は身体を動かさないと動いてくれないので、翌日から普通に生活してますが、おかゆを少ししか食べられないので、すぐ疲れちゃうんですよね。
休み休み掃除なんぞをして過ごしましたが、ちょうど近所の天祖神社の秋祭りで、お囃子の音がどんチャラ、どんチャラ楽しげに聞こえてきてね、切なかったですわ。だって、行ってもな〜んにも食べられないんですから。やっぱり健康第一ですわね。とほほ…。


さて、そんな切ない思いをどうにかしようと、よろず感想文を更新。
もうすぐ草間先生のBL本が出るので、その前に非BLものを書いておかないと…って事で、発売から半年経ってしまいましたが…『タケヤブヤケタ』でございます。
怪文書ではありません。こちらは草間さかえ先生の少女漫画2作品目ですね。

タケヤブヤケタ (フラワーコミックス)

草間 さかえ / 小学館

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大正時代の火消しさんの物語です。本の帯には『火消し恋愛ロマン!』と書かれてますが、ちょっと違う…気がします(笑)
もちろん恋愛要素もあるんですが、ある特殊な事情を抱えて火消しになった青年の日常と、精神的葛藤の物語です。青春モノ(?)だと思います。
先生らしく色々仕掛けがあるので、いきなり大正時代からは始まりません。平成時代、この火消し青年の玄孫(やしゃご)で、高校生の智宏が異常なまでの『火嫌い』なんですが、それはどうやら血筋らしい…というところから、智宏のひいひいじいちゃんにあたる松岡仁の物語が始まります。
仁の大正時代のお話は快活で小気味よく進んで行きます。消防学校を卒業したばかりで、超個性派ぞろいの消防署に配属されての、てんやわんやの日常や麗しのマドンナの登場なんか、夏目漱石の『坊ちゃん』みたいだわと楽しくなりましたが、当然、ただ面白いだけでは終わらないのが草間先生の漫画で、仁青年が消防士を目指した理由 — 人生を左右するほどの、どうしても知りたい真実 — が明らかになる過程が先輩消防士を巻き込んで、ハラハラドキドキもので展開されるんですよ。
そして、いつもと変わらず、超good! なのが、町並みとか下宿生活とか(昔の下宿生活は『やぎさん郵便』にも出てきますが、私は個人的にすごく興味深く読んでま〜す)、消防署の中などの細かい描き込み。見てるだけでも楽しくなります♪
登場人物の8割が男…という、草間先生の魅力満載ですので、未読の方は是非どうぞ!

次回も草間先生の非BL その2 『うつつのほとり』です。
(長く座ってられないので、書き切れんかったです…)


【追記】
夜中にやっていたので、ヤマトの復活編を録画して観ました!
内容に関しては「…………(何も言うまい)」という感じなんですが、古代進の山寺宏一さん、野太い声でデスラー総統とは全然ちがーう! よくこんなに色んな声が出せますよね。所々、富山敬さんに似てるなあと思う時もあって、ちょっと懐かしい気がしました。
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by apodeco | 2013-10-15 01:04 | よろず感想文 | Comments(0)

時間の経過をしみじみ…

今回は、時間の経過をしみじみ感じたというお話。

たまたまTVをつけたら、偶然見てしまったんですよ。夜中だったので寝ようと思っていたのに、寝られなくなっちゃいました。何を見たかというと、
海外ドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』です。 公式HP → コチラ
1月16日から毎週水曜日(注:火曜の深夜)放送。全3回で、次回は23日です。BSプレミアムで昨年の8月に放送されたそうですが、地上波ではこれが初放送だそうです。一話完結なので2回目からでも充分楽しめると思います。
お話は、「もし、あの名探偵が現代に生きていたら…!?」というもので、すごく大胆なアレンジで描かれています。私はシャーロキアンではないですが、それなりにホームズのイメージ像は持っているので、最初はどうなんだろうと思いましたが、イイ具合に壊れた人物に仕上がってて、面白と思いました。映画のホームズ(面白いですが)よりは、許容範囲だと思います。
一話目は自称「コンサルタント探偵」(?)のシャーロック・ホームズと、元軍医ジョン・ワトソンが出会うところから始まります。
軍医として従軍していたワトソンは、戦傷によりイギリス本国に送還され、ロンドンでルームメイトを探していたホームズを紹介されますが、ホームズは、彼を知る全ての人から変人呼ばわり(というより殆ど異常者扱い)されていて、「あいつは、いつか犯罪を犯す。一緒にいない方がいい」と散々です。実際、とても性格が悪いです。そしてワトソンの方も、誠実で勇敢な人ではあるのですが、やっぱり精神的に常人とは違う所がある…のかなと私は思いました。
吹き替えなので本当はどう呼んでるのか分かりませんが、みんなホームズをシャーロックと呼びます(タイトルもずばりシャーロックですしね)。でも、恐らくホームズって呼ばれていると思います。私は敢えてホームズと呼びま〜す。
面白いのは、ホームズがワトソンを連れ歩くと、会う人みんなに「恋人か?」と聞かれるところ。ホームズが「自分は仕事と結婚している」と言って、女っ気がないせいでしょうけど、さすが同性同士の結婚を認めている国だけあるなぁと、笑ってしまいました。二人ともお互いに、「ちがう!ちがう!ちがう!」と必死に否定するのがおかしかったです。
雰囲気とか映像の見せ方は良かったのですが、ミステリー部分で言うと、しっくり来ない展開もありますが、見せたい所はそこではないのかも知れませんから、全体としては上手くまとまっていると思いました。
…で、ここまでが表向きの感想です。
私が驚いたのは、レストレード警部です。
ちょっと間が抜けたきょとんとした顔の、白髪のおじさんなんで、最初、誰だか全然わからなかったんですよ。公式HPで名前を見て吃驚!! ルパート・グレイヴス!
この人、私がハマりまくった映画『モーリス』の、最後モーリスとかけおちしちゃう恋人の役をした人で、そりゃ〜〜奇麗な(いや、かわいい?)男の子だったんですよ〜〜〜。
別人ってくらい…時の流れって残酷(ごめんなさい)と思ってしまいました。よく見れば、確かにこの人だわ…と思うのですが、男の人って、本当に変わってしまいますね。まあ、26年も前の話なので仕方ないですよね。
今の姿だけ見れば、それなりにカッコイイオジサマだと思いますが、昔があまりに可愛かったので、ガク〜っと来てしまいました。
当時の麗しい姿を見たければ、この人の名前を検索して頂くと、わんさか出て来ると思いますので、興味のある方は調べてみてください。
ちなみに、『眺めのいい部屋』では、ヒロインの無邪気な弟役を、同じ頃の映画で『一握の塵』っていう不条理映画(当時は若かったので、見終わったあと思わず金返せ!とプルプルしましたが、今思うと面白い話でした)で、主人公の奥さんの間男役で出てました。
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by apodeco | 2013-01-20 23:01 | よろず感想文 | Comments(0)

水曜日からお休み頂いたのですが、五日の休みなどあっと言う間ですね…。
夏休みの終わりと言うと、いつも最終日に泣きながら宿題をしていたのを思い出します。昔を思い出しながら、久し振りに夏休みよろず感想文、漫画編と行きましょう。
ちゃんと小説も読んでるんですが、BL系は漫画しか読んでないので…でも、これはホントに久し振りにプルプル来てしまったので(どこがでしょうか?)、ご紹介したいなと思います。

憂鬱な朝 4 (キャラコミックス)

日高 ショーコ / 徳間書店

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今月発売になりました4巻目です。この手の漫画は出るのが遅いので、こちらも一年に一冊ペースの発行で、1巻目は2009年に出たものです。
時代は明治ですが、はっきりとした年号は出てきません。男子しか襲爵できないとありますから、明治40年以降でしょうか。若き子爵と家令との禁断の恋物語ですが、単に身分違いという単純な問題ではなく、時代と人間の業が絡み合う一筋縄ではいかないお話です。

主人公の久世暁人は由緒正しい家柄の生まれですが、階級は子爵ですからあまり高くありません。相次いで親を亡くし十歳で当主になりますが、事実上は怜悧な美貌の家令・桂木智之が家政をしきっています。
桂木は有能ですが、とても冷たく暁人に接します。まるで憎んでいるかのように。でも、暁人が頼れるのは桂木だけですし、怖いと思いながらも全ての指針を桂木に向けて成長して行きます。
私は1巻目を読んだとき、「これ、恋愛に発展すんの?」と不安でしたね。
暁人は桂木にあれだけ厳しくされて、よ〜く捻じくれなかったなぁと感心するほど聡明で素直に育ちますから、彼が桂木を想う気持ちは分かりますけど、とにかく桂木智之という男の本心が分からないままなので、切ないは、痛いは、心配だわで…はらはらしながら待つこと一年(なげー…)。
2巻目からは徐々に桂木の出自やら内面が見えて来て、「くうぅ〜〜」っと呻きたくなるほど面白くなるんですが、とにかく焦れったい。さらに待つこと一年。
3巻は暁人が胸がすくくらい賢く強かに成長して、さらに面白くなります。何故って、読んでるこちらが暁人に魅了されるのと同じ変化が桂木に生じているからです。
そして待望の4巻目。「きゃ〜〜」っとジタバタするくらいの佳境に入ってます! 
この機会に1巻から通しで読み返したのですが、深みがあって非常に読み応えがある傑作だと改めて感嘆してしまいました。

このお話は明治という特異な時代の身分制度が重要な要素であり、当然ながらこの辺があやふやだとチャチなものになってしまいますが、きっちり綿密に描かれています。
日高ショーコ先生は画力のある方なので、華族社会の優美さは十分伝わってきますが、同じ年代のものとして、三島由紀夫の『豊穣の海』の中の、『春の雪』が映画になってますので、こちらを見ると分かりやすいかも(正確には大正時代ですけども)。
そう言えば、映画の松枝侯爵の令息・松枝清顕役の妻夫木くんって、暁人を彷彿とさせますね。学習院の制服姿…よだれが出そう。
映画は当たり前ですが、男女ものですし完全にメロドラマですが、『憂鬱な朝』は同じ禁断の愛でもさすがBL、もっと骨太で男のロマンに溢れています。

明治の世になり世の中は大きく変わりました。旧大名も華族となり新しい生き方を求められましたが、封建的な考え方は変わらなかったようですね。養うべき使用人や旧領地の民を抱え、当主は家のために生きる事を求められます。身分が高ければ高いほど個の意思のまま生きる事は許されない。
暁人の父親も、桂木も、桂木に心酔している雨宮も、久世家に対抗意識を燃やしている桂木の兄ですら、古い因習と思っても抗えないものがありました。
桂木に至っては、暁人に『男妾』と言われるほど、なり振り構わず家の為に奔走しています。それは決して暁人の為ではないのですが、それが何故なのか徐々に分かってくると共に、それでも変わらず桂木に寄せる暁人の一途な愛情が切なくて、切なくて…。
暁人は身分に拘らない新しい感覚の持ち主ですが、それは自分の心に忠実だからだと思います。それでも、『春の雪』の清顕のように浅はかではないので、愛する人の幸せを願い冷静に行動するのです。だからこそ、余計に桂木とすれ違ってしまいます。
人は誰しも、『自分が存在していることの意味は何だろうか』という疑問を持ち、その存在を認めてくれる人を必要としていますが、それはどんな時代の、どんな世の中に生まれても、変わらないものなのだと、二人…特に、桂木を見ているとしみじみ思います。そして、彼は全てを疾うに分かっているのです。それでもすれ違う二人。
二人がどうすべきなのかは、4巻目の暁人の親友、石崎の台詞に集約しています。
「お前たちならそんな状況も越えられるだろ!?」と——そして桂木は…
お話はまだ続くと思われますが、恐ろしい事にならなければいいのですがね…。
二人がより良い形で幸せになって欲しいと願いながら、また一年、楽しみに待ちたいと思います。


ついでに、と言っては怒られそうですね。こちらも傑作なのでご紹介。

初恋のあとさき (花音コミックス)

日高ショーコ / 芳文社

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以前ちょこっとご紹介した、『嵐のあと』に登場する嫌味〜な受け子くん、美山のお話です。私はこの彼、苦手だったんですね〜…。
でもこのお話で、彼がどうしてあんなに捻じくれ曲がったのか、その原因と、結果と、発展が見られます。良いです。すご〜くいい!!
日高先生の作品は、ホントにきちんと“男”が描かれていると思います。私は常々、男って何? あいつらって何なの?? と思いながらBLを書いてます。まるっきり未知なる世界への挑戦なんです。
だから、先生のお話を読むと唸ってしまいます。嗚呼、私もこんなの書いてみたい!
『嵐のあと』のふたりのその後もありますので、合わせてご覧頂きたい傑作です。

余談:表題の二人は若いですよね。体つきからして『嵐のあと』の二人とは違うんですよ。そういう描き分けもすごいなぁと思います。
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by apodeco | 2012-08-20 00:11 | よろず感想文 | Comments(0)

 先月また飛んでしまいました。
 11月は出かける機会が多く、書く時間がなくなってしまいました。まあ、外に出ないと書く話題も手に入りませんけれど。もう師走ですね…一年が本当に早く感じます。

 11月最後の週の土曜日に友人の写真展へ行って来ました。
 何を隠そう、私は写真学校へ通っておりましたのよ。写真の勉強してましたなんて、言うのも恥ずかしい写真を載せてますけども、現在もお付き合いのある良い友人をたくさん得る事が出来ました。今じゃ使い途ないですが、貴重な手焼きの写真技術を習えましたし、何より楽しい日々でした。今でも行って良かったと思っています。
 私は止めてしまいましたけど、友人はビデオ撮影の仕事につき、毎年写真展を開いて立派に活動を続けています。今の私は『書く』事が楽しくて仕方ないのですが、友人は今も『撮る』事が楽しくて仕方ないのだそうです。撮る事が、生きる事なんですね。
 展示されていた写真は友人が生死の境を彷徨う大病を患った時のもので、今現在のものではないのですが、完治して病気の恐怖から解放された今だからこそ出せると思ったそうです。当時は入院したという事しか知らされず、心配する事しか出来ませんでしたから、改めて当時の写真を見せられて、今、元気で過ごしている友人を見ると感慨深いものがありました。
 私も年を取り病気がちになりましたが、朝起きたときに自分が生きている事を確認する…そんな経験はありません。どんなにか不安で恐ろしい毎日だっただろうと思います。目の前でにこにこと笑っている友人と、こうしてお喋りできる事が本当に…何に感謝してよいか分かりませんが、有り難い事と思いました。

a0095010_15553970.jpg写真は会場の『大倉山記念館』です。素敵な建物でしょう。昭和七年に建てられたものだそうです。
古い建築物フェチ(?)である私としては涎物で、建物の中をあっちこっち見て回りました。


a0095010_15561539.jpg太陽の光を受けて黄色く見えています。ガラスがこういう色なんでしょうか。ちょっと不思議。


a0095010_15564985.jpgこの扉の向こうがギャラリーです。友人の写真展はこちらで、この上の講堂で音楽会が開かれていました。


a0095010_15574696.jpg右側から見た所。くるっと一周しましたが、全然別の建物かと思うほど違っていて面白かったです。


 トイレが各階にあるのですが、1階がマニアックと言われて入って来ました(笑)
 男女別れてないのですが、上手く改装していて気になりませんでした。一つは和式でもう一つは洋式。古いトイレにある不潔感は全くないです。でも、ちょ〜寒い! 大理石とかタイルの装飾なので冷た〜い感じだし、広いからスースーするの。これでヒーター付の便座なら言う事ないのにな〜と思いました。
 昨今、こうした古い貴重な建築物がなくなりつつありますし、来年は古い建築物ツアーでもしようかと思っています。こちらでその模様をお伝えしますのでお楽しみに。

追記:先日最終回を迎えたドラマ『検事・鬼島平八郎』(浜田雅功主演)で使われていたんですね〜。家人に言われてやっと気がつきました。


 さあ、萌の吐き納めですから、お次はよろず感想文で〜す。
 本屋のポップにつられて買った漫画、2010年の手塚治虫文化賞「新生賞」を受けた『虫と歌』です。

虫と歌 市川春子作品集 (アフタヌーンKC)

市川 春子 / 講談社

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 実は、『手塚治虫文化賞』なんてものがあるのも知らなかったのですが(笑)。
 最近『バクマン』をちらみしていて、あれも『手塚賞』を狙ってますが、あっちは集英社の新人賞なのね。こちらは朝日新聞社主催で「現在の漫画をよく読む人」が審査員なんだそうで、漫画を描いてる側からしたらどうなのかな…とも思いましたが、まあ、そんな事は置いといて。大変面白かったです。
 今、友人に貸してしまっていて、あらすじが書けない…ので、こちらを参照くださいませ。最近、とっても横着になりましてよ…ええ。現在作品の紹介が載っておりますが、来年になったら消えちゃうかも。
 新生賞とは、「斬新な表現、画期的なテーマなど清新な才能の作者に贈られる」との事ですが、本当に発想が面白いなと思いました。この賞は特に手塚先生の作品を意識したものに贈られる訳じゃないのですが、市川春子さんの作品には、手塚先生の作品を読むときに感じる、『生命の輝き』を感じました。
 四編の短編からなっています。全て人と、人でないものとの心の交流を描いた作品です。人が勝手に無機物を人に見立てて(最近多いですよね、擬人化)いるのではなく、人でないものがきちんと人格を持ち、喋り、考え、悩み、人と心を深く通わせます。とても不思議なお話で、ファンタジー…と言っていいか分かりませんが、現実にはあり得ないお話ばかりです。
 私は表題の『虫と歌』がとても良かったのですが、読みながら手塚先生の『ミクロイドS』を思い出しました。虫繋がりってだけじゃなく、生きている事、他者との間に紡がれる情愛と、結果的に生じる切なさと…いろんな事を考えさせられるお話です。
 そう言えば、手塚先生も荒唐無稽なお話をたくさん描いてますけど、ファンタジーと思って読んだ事ないですね。説得力があったからかしら…。『ミクロイドS』にしても『不思議なメルモ』にしても、違和感なく受け入れて読んでましたっけ。
 『虫と歌』の四編に関して言えば、逆に現実感は必要ないかも知れません。絵は決して上手くないですが、その不思議な世界がしっかりと創り出されていて素敵です。難を言えば時間軸がよく分かりません。回想と現行の部分がごっちゃになっていたり、時間の経過がいきなり過ぎる所も見受けられました。

「マンガは絵と文でできている。絵では表せない、言葉にもできない思いを、絵と文の間からたくさん感じとれるような、そんなマンガを目指します」との事ですが、たくさん感じ取る事が出来ましたよ。(とても共感する言葉です。私も文章の間から何かを感じ取って貰えるようなお話を書きたいものです)
 お仕事をされながら、一年に一作のペースで創作活動を続けられるそうです。また市川さん独特の素敵な世界が読める日を心待ちにしたいと思います。

 次回もよろず感想文、『ひらひらひゅ〜ん』と作者の西炯子先生について書きたいと思います。
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by apodeco | 2010-12-01 22:27 | よろず感想文 | Comments(0)

 ご無沙汰しておりました〜(汗) 
 今回はお勧めBL漫画のご紹介ですが、まずその前に…

a0095010_23543311.jpg←夏になると仕上げなきゃと思うイラスト。カラーインクで仕上げるつもりでペンだけ入れたもので、もう三年放置状態…。この状態で出すのはどうかと思いつつ、『必ず仕上げるぞ!』の決意も込めて。これだけじゃなくて途中で放置してるイラストがまだいっぱいありマス…。

 暑い暑い夏がようやく終わりましたね。暑くて伸びてた訳ではないのですが、うかうかと二ヶ月が過ぎてしまいました。その間、サイトの小説書きに没頭しておりました。


 近況報告をしますと、新しい職場環境に慣れたのもありますが、やっぱり脳が逃避したいらしく、お話のネタが次々浮かんできたので、短編を中心にぽつぽつと書き綴っておりました。現在は来年春のJ.Garden参加を目標に同人誌制作に入っています。
 既存のお話と書き下ろしをまとめて、2冊出す予定。もう、友人を巻き込んでの一大事です(笑)。
 思えば、大好きな素敵BLサイトさまのお話に影響されて拙い文章を書き始めてから、ここまで来るのは長い道のりでした。
 普通女子だった友人をBL系即売会に連れ回し、一人前の腐女子(声優さん萌で『黒執事』&『デュラララ』にご執心。静雄受オンリーイベントに行きたいと聞かされた時には少々責任を感じました…)に育て上げ、ようやく校正担当を確保。また、小学生の時からの友人で同人誌の大先輩絵師さまが、表紙絵を書いてくださる事になり、もう張り切っております。
 絵師さまをご紹介しますと、サークル名『maris』で活動なさってました、本間まり様です。現在は活動休止中ですが、無理言ってお願いしちゃいました。ありがとうございま〜す。
 非BLの人ですが、お願いしているお話のネコキャラが頭から離れなくなっちゃって、BL書きたくなってるそうです。悪影響あり過ぎ?と思いましたが、活動再開を検討中との事、嬉しい限りです。
 さあ、もう後に引けません。夏コミで大好きな漫画家の先生に恐れ多くも「同人誌出します」宣言しちゃったし、絵師さまを含めた友人一同にも宣言しちゃったし…。ここまで自分を追い詰めないと頑張れない…訳じゃないけど、やる気は出ます。何しろこれから書き下ろしを3本書かねばならないので。自分に鞭打って頑張りま〜す♪
(『痛い』の嫌いだけど、精神的にはMかもね)

 まあ、こうして頭の中は張り切ってますが、体の方がなかなかついていかないのですよねぇ…。
 やっと貧血は改善されましたが、暑さのせいか体重が減る一方。口内炎も食事の度に悪化して治らないため、歯医者さんでレーザー治療を受けました。体も怠く、「あれ〜? おかしいな」と思っていたら、健康診断で低蛋白血症との診断。
「ゲッ! 糖尿病予備軍?!」と焦りましたが、腸の具合が悪くなるとスポーツドリンクだけで絶食(1、2回抜く程度ですが)してたので、多分、一時的な栄養失調になったんだと思います。とりあえず、近いうちにまた病院に行ってきます。
 体だけじゃなくて、仕事も家事もありますし、家族サービスもしなくちゃだし(山登りに行きたいんですって…なので、10月2日に巾着田の曼珠沙華を見て来ました。こちらはDiaryの方でご紹介)で、時間がな〜い!!
↓ こんな感じで辺り一面の曼珠沙華! 綺麗でした〜。
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 そんな訳でイラストは放置、BL小説も、友人に借りたお勧め小説もあまり読んでない…のですが、
久々に草間先生の本が2冊も出ましたのでご紹介♪

地下鉄の犬 (ドラコミックス)

草間 さかえ / コアマガジン

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マッチ売り (CITRON COMICS)

草間 さかえ / リブレ出版

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 内容に触れる部分があるので(極力ないように…しますが)、
↓続きを読むよりどうぞ

続きを読む
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by apodeco | 2010-10-03 01:06 | BL感想文 | Comments(0)

『目指せ月いち更新』なのですが、6月最終日にやっと更新…。
今月はいろいろと出かける機会に恵まれました。
お友達のフラ(フラダンス)教室の発表会を見に行ったり、腐女子友達と漫画&本の貸し借りをしたり、『お金をかけずに楽しむ』を実践中。

a0095010_1537028.jpg
 
フラを見た帰り、久しぶりに行った銀座で「安くて色々選べるから」と入ったビュッフェのお食事。どこだかお分かりですか? 
お洒落〜な筈なのに、写真が下手過ぎて給食のお膳みたいですね(笑)
ヘルシーで、味も悪くなかったのですが、同じスタイルのお店なら西荻窪のお店の方が素敵だったかな。
かな〜りオバサン化しているようで、『お洒落である』という基準がよく分からない今日この頃です。


さて、お次は映画。2本観ました。
一つ目は『パーマネント野ばら』、もう一つは『告白』
『パーマネント野ばら』は西原理恵子さん原作の漫画を映画化したもの、『告白』は湊かなえさんの同名小説の映画化です。
『パーマネント野ばら』は封切り間もなく行きましたが残念ながらガラガラ…。『告白』はすご〜く並んでいました。その違いは鑑賞してみて納得。
『告白』は結構長いのに最後まで飽きさせず、一気に突き抜ける感じでした。内容も衝撃的ですし、ホントにすご〜いと思いました。
でもね、食事をして買い物をして一時間くらいしたら忘れた(笑) 
ボケて内容を忘れた訳じゃないですよ。面白かったんですよ、すごく。
でもあんまり心に響かなかったってことです。
逆に『パーマネント野ばら』は、家に帰ってから家人に「ここが良かった!」と一生懸命説明しちゃいました。今でも印象に残ったシーンを思い出すと切なく感じるくらいです。
この違いは結構考えさせられました。素人だけど、私もお話を書いているから。
『告白』は(原作未読なため、映画限定で言えば)感情移入する隙間がないくらい、こうなんだ!って作りすぎてるからかな〜と思ったのですが、もしかして、冒頭で触れたように、私がオバサン化したせい…?と焦りを感じました。
家人曰く、オバサン化は『興味をなくすこと』なんだそうです。
私が『パーマネント野ばら』に惹かれたのは、同じ女性として感じる(興味を惹かれる)ところが多かったからで、『告白』が響かなかったのは、自身があの思春期の鬱屈を経験してきている筈なのに理解できず、どうしてああなるかな〜と諦め(どうせ通じないだろうな〜と)の境地で、まあどうせ、あれは現実とは違うでしょうよと片付けてしまっているからか? 
敢えて考えたのは、大事な者を奪われたらあれぐらいしたいだろうとか、言葉で言って分からないなら、分かるように同じ目に遭え(マンムラビ法典ですね)ってのは正解だ…とか。ラストの台詞が、もうどうにでも取れるの。それはそれですごい…。
あまりこちらの考える隙を与えてくれないお話のような気がしました。
(内容が違い過ぎて同列に語るのもどうかと思いますけど)
必ずしも面白い = 心に残るではないのですね。書く(作る)からにはそうありたいと思うけれど。
気になるので是非原作も読んでみようと思います。


さあ、かたい話はここまで。お次はBL漫画のご紹介。

野ばら (MARBLE COMICS)

雲田 はるこ / ソフトライン 東京漫画社

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あはは〜これも『野ばら』だ。ジャケ買いしたものです。
絵が、むか〜しの萩尾望都さんか、水野英子さんを彷彿とさせます。
見ていて、絵を描くことがすごく好きな方なんだろうな、と思いました。受の男性が、なよっとした感じの人が多いのですが、それはそれでなかなか素敵。すごく参考になりました(笑)
町の洋食屋の若旦那と、そこへアルバイトに来ている離婚寸前の子持ちの四十路男性のお話(ちょっとドキッとしちゃった)と、二丁目で働く心も身体も女の子になりたい子の恋の行方のお話。それと、旅先で出会った不思議な青年との道行きのお話。
自分でも書いてますけど、本当にゲイの人って悩みが多いのね〜って、哀しくも愛おしくなってしまいました。
どれも良いお話ですが、一番気に入った点はやっぱり絵かな。
キスシーンが素敵なんですよ(笑)
この幸せなキスの感じを是非文章にしてみたいと思うけど、やっぱり絵には敵わないかなぁ?


最後に非BL。最近友人とハマってます(笑)

裏切りは僕の名前を知っている (1) (あすかコミックスDX)

小田切 ほたる / 角川書店

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一族を裏切り悪魔を召喚した男と、その男を倒そうとする同じ召喚士の一族との千年に亘る戦いの物語です。
一族の力の要であり、前世の記憶を無くしたままの元お姫さまの男の子と、その愛ゆえに悪魔を裏切り一族に加勢する男との運命の行方は— BL臭漂う(?)素敵王道ファンタジーです。
(説明になってるかしら?)
絵は綺麗だし、いい男満載だし、BL要素アリアリだし、話も文句なく面白いし、も〜う言う事なしのお勧め〜。
台詞が良くて、心にぐっとくる。悪魔軍団なんて、軍服よ〜〜。
制服フェチにはたまりません…(涎)
続きが待ち遠しい。現在7巻まで出ています。
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by apodeco | 2010-06-30 18:50 | よろず感想文 | Comments(0)

 近所の公園に藤棚があって、ベランダに出ると風にのって藤の花の良い香りがします。
 四月は新しい環境について行くのがやっとの毎日で、気がついたら一回も更新できないまま、もう風薫る五月。連休も根津神社に身代わり(厄除け)の鈴を返しに行った以外ぼ〜と過ごして終わりましたが、取り敢えず人心地つけた感じで有り難い休息になりました。

a0095010_16143248.jpg 連休初日に、友人が久しぶりに訪ねてくれて、お土産にロールケーキを頂きました。
 名前は『信長』。漆黒のココア生地にレモン風味のクリームがたっぷり詰まった爽やかな甘みのケーキです。


「対になったケーキがあってね、そっちと迷ったけどこっちにしたの」とのこと。ちなみにそちらは白くて綺麗なチーズ味のロールケーキだそうで、名前は『蘭丸』。
 私が大爆笑すると「笑うと思ったんだ…」と友人は苦笑いしてました。だって、対のケーキが『農姫』とかじゃなくて『蘭丸』なんだ〜と思ったらおかしくて。え? そう思うのは腐女子だけ? そうかなぁ…。


 さて今回は、一回飛ばしてしまった『よろず感想文(非BL編)』その2

 まずは、その1の時ご紹介したかった作品で、刊行されて既に随分経ってしまったのですが…

さよならキャラバン (フラワーコミックスアルファ)

草間 さかえ / 小学館

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 草間先生の初めての非BLものの短編集です。私は草間先生フリークですから、BLであろうとなかろうと「ウハウハ」なんですが、ご本人は「これで良いのか分からない」とご謙遜なさってました。
 初めての少女(?)漫画ですし、全くBLを読まない読者の方からどう受け止められるか、やはり気になるところでしょうけれど、私にとってはとても先生らしい素敵な作品になっていると思いました。
 ちょっと懐かしくて、どこにでもありそうなのんびりした田舎の町(こういう場所とか家とか描かせたら右に出る者はいないと思う) “ 比良坂町 ” に住む人々の、とても些細でちょっと笑っちゃったり、じんわり暖かくなるような不思議なお話なんです。
 表題作は高校生の恋のはじまりのお話ですけど、全編を通した主役は、ちょっと奇妙な青年と喋る黒猫です。
 ざっくり言うと現代的怪談…だと思います。
 怪談って言うとすぐ「恨めしや〜」系の “ お化けの話 ” になっちゃいますけど、怪談とは恐らく、表現しがたい人の心の動きとか、目に見えないけれど何か感じるとか、或いは自然の脅威というものを物の怪の仕業にして表した物語なのではと思います。
 全部が全部怪しいものが出て来る話じゃありませんが、恋する気持ちも、よくない事が起こる前兆も、タイミングよく偶然が重なる事も、草間先生の手にかかると “ 怪談(不思議な話) ” になっちゃうんです。
 いつも凄いなと思うのは、拾ってくるモチーフは凄く些細な事なんですよ。それをここまで味のあるお話に出来るのは超絶技巧派作家(裏表紙にあったんですが凄い表現…)ならではでしょうか。
 でもね、それは先生が好きなものを描いてるからだろうな〜と思います。黒猫、眼鏡、蛇、金魚、サーカス、古代都市、夢、時計…。たぶんどれも大好きなんじゃないでしょうか。私も大好きです。
 是非是非、これからもBLの枠に止まらず、色んな作品を描いて頂きたいと思います。

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さてお次。『さよならキャラバン』を読んで、ピーンときたのがこちら…

百物語 (新潮文庫)

杉浦 日向子 / 新潮社

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 喋る猫が出て来る話があるんです。日向ぼっこしている猫が魚を干してるお婆さんに「ばばさん。それを、おれに食わしや。」って話しかけるの。猫って、100歳こえると化け猫になるって知ってます? 喋れるようになるそうです。そんで行灯の油を舐めるとか。
 杉浦さんの猫の絵がまた、ホントにポロッと喋りそうで。面白いですよ。
 一つの物語はとても短いもので、だいたい7ページくらいです。勿論、『百物語』ですから、100話あります。絵は上手ではありませんけど、人と物の怪が寄り添って暮らしていた頃、江戸時代の日本人の感性を見事に伝えてくれます。
 私が “ 怪談 ” について、前述した感想をもっているのは、この杉浦さんの『百物語』を読んだからなんです。人は時に物の怪のように愚かで、物の怪は人のように情深くあったり…。人はいつの時代も紙一重で生きているのかも知れませんね。妖ものに興味のある方でしたら、是非お勧めしたい一冊です。
 杉浦さんはお亡くなりになってしまいましたが、こうして残された優れた作品はいつまでも読み続けていきたいものです。

【追記】
 私はNHKの番組が好きなんですが、杉浦さんが江戸の歴史、風習についての解説コーナーを担当していた「コメディーお江戸でござる」をよく見ていました。
 杉浦さんは毎回素敵な着物姿で登場し、やさしい語り口で江戸の暮らしのあれこれを説明してくれるのが楽しみでした。お元気そうに見えたのですが、ずっと病気と共に過ごされていたようです。
 百物語の中では人の最後やあの世の事がいろいろ書かれていて、その頃の生死観を窺い知る事ができますが、昔も今も、余りに早い旅立ちは、どうしたって惜しんでしまうものですよね…。


a0095010_21123669.jpg最後に、物の怪漫画の決定版を2作品。連載中なので未読の方は是非!(夏にきちんとご紹介します!)

百鬼夜行抄 (1) (ソノラマコミック文庫)

今 市子 / 朝日ソノラマ

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物の怪漫画と言ったら、私にとってはこれですわ〜〜。
絵も話も何もかもが好きです。
王道です。人が取り殺されちゃったりしますし、物の怪がちゃんと怖いものとして描かれています。

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夏目友人帳 (1) (花とゆめCOMICS (2842))

緑川 ゆき / 白泉社

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アニメ化もされてご存じの方も多いかと。今更ですけどすごく良いので。
夏目少年が触れ合う妖ものとの日々です。彼の苦労は絶えないですけど、切なくてとても素敵なお話が多く、続きがとても楽しみです。



※あまり新しい作品がないのですけど、『いいものは、どんなに時間が経ってもいい!』の姿勢でご紹介しています。どんなに『いい』のか伝えきれていない気がして、最近はもんもんとしちゃうんですけどね…。
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by apodeco | 2010-05-09 18:06 | よろず感想文 | Comments(2)

 お久しぶりで〜す。皆さまお元気でお過ごしでしょうか? 
 秋の読書週間くらいに更新を…と思っていたのですが、もう冬ですね。酉の市も終わって年末の宝くじが発売になって…すっかり気分は年末です。

 近況報告をしますと、最近ぷーさんに変身し冬隠り中。
 クマになった訳ではないので、お金はないけど時間はあるぞ!状態でして、文化の日に念願のブルーインパルス(入間航空祭・タダ)を見に行ったり、日光に紅葉狩り(オゴリ)に行ったり、山で遭難(タダ)しかけたりしていました。(もっと他にやらなきゃならない事があるのにね…)

 そんな訳で、今回はよろず感想文です。お金がなくなるその前に漫画やら本やら大人買い(馬鹿ですね…)しまして、その中から + ちょっと思い出したぞ〜なお話。


a0095010_17312355.jpg おすすめ!


flat (1) (BLADE COMICS)

青桐 ナツ / マッグガーデン

スコア:



 新刊本ではないです。既に2巻出ています。
 見本があったんで、中身をちらっと読んで即買いました。良いですよ、コレ。面白い。
 帯に『そんなに おれが わるいのか。』(チェッカーズの歌かと思った)とありますが、主人公の平助はヤンキーな訳じゃありません。見た目はぼ〜とした普通の高校生。でも周りからは、「無神経」「自分勝手」「我が儘」とさんざんな評価です。課題を提出しない、出席日数は足りない…など普段の素行が悪いからです。でも、超マイペースってだけで(どんだけマイペースなんだとは思うけど)人間は悪くない。
 そんな平助の家にかなり年の離れた従兄弟、秋くんが預けられ「めんどうみてやって!」と言われる平助ですが、当然最初は放置プレイ。ところがこの秋くんが平助とは正反対の超忍耐幼児。我が儘一切言いません。平助はみんなに説教されて仕方なく秋くんの面倒を見ているうちに感じてくるものがあって——。

 本当に良い話だと思いました。
 人間はひとりで生きている訳じゃないと常々思っていますが、たとえ面倒でも、いろんな人と触れ合って、自分の頭で考えて、感じて、成長していくものなんだなって、素直に思えるお話がいっぱい詰まっています。
 しかもさらっと。平助の人柄と同じくほわ〜と描かれています。これが今時の漫画の特徴でしょうかね。
 周りの登場人物も素敵なんです。友人の鈴木や佐藤をはじめ、平助にそっくりなお母さん、その妹である秋くんのお母さんとお父さんも良く描けています。台詞は少ないけれど、「それ、わかる!」ってシーンがいっぱいあって笑えます。
 特にこの秋くんが、表情は乏しいんですが、からだ全体からものを発していて可愛いのなんの。
 お菓子づくりが趣味の平助に手作りお菓子を貰って仲良くなるのですが(餌付け)、これがもう平助に惚れてるのか?ってくらい懐いちゃって、秋くんのお父さんに「君がにくいよ」と言われるほど(笑)
 友人に、「これBLじゃないけど、将来、秋くんは平助を押し倒しちゃいそうじゃない?」って言ったら、
「頭、腐ってるね…」と言われてしまいました。私もすっかり一人前の腐女子?
 まだまだ続きそうな平助のハートフルボーイズライフ、是非お勧めします。



:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:

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 【 脱線もの語り、その1 】


「いや、この秋くんの執着は既にBLの域だわ!」と力説すると
「そんなこと言ったら、度がいった友情ものは何でもBLになっちゃうよ」と呆れられてしまいましたが、そうなんですねぇ〜、そうやっていろいろな小説をBLに再構築して見る向きがあるんだそうです。
 私は観てませんが、劇団フライングステージ(←ごめんなさい、よく存じ上げません)で夏目漱石の『こころ』を
先生とKとの同性愛の物語として上演(2008年)されたとか…。
 私は漱石先生大好きで、『こころ』は特に念入りに読みましたが、さすがにこれをBLには…読めませんでしたね。二人ともお嬢さんが好きだって言っちゃってますし……私の頭が固いのか、まだまだ腐女子として未熟者なのか? 
 海外では先生とKの関係を同性愛と解釈する向きが多いとか…。「ホモソーシャル」という意味でらしいですが。興味深いお話ですが、うちのブログでは扱いきれませんので棚上げ。
 再構築=二次創作として考えれば大いに『あると思います!』なので、再上演があれば劇団フライングステージの舞台、ぜひ見てみたいです。

 ちなみに、『こころ』は映像化されてまして、私はむか〜し夜中映画(子どもの頃から真夜中好き…)で見ました。
 検索するとまず市川崑監督(1955年)のが出てくると思いますが、私が見たのは新藤兼人監督(1973年)の『心』です。
 配役は先生(K):松橋登、K(S):辻萬長、お嬢さん(I子):杏梨、未亡人(M夫人):乙羽信子(劇中の役名は括弧内のイニシャル)。
 面白かったです。原作に忠実だったと記憶していますが、新藤監督解釈の『心』として見た方がいいかもしれません。
 先生役の松橋さんは最近はあまりお見かけしませんが、細くて甘い感じの美男子です。このK役の辻萬長さんが、無骨で無口で袴がよく似合う、私の思うKのイメージそのもの。
 この方は他にも市川崑監督の『犬神家の一族』(古いやつです)で刑事さん役で出てまして、胃薬をぶはっと吐いてる等々力警部のうしろに立ってますよ(笑)
 一番印象的なのが未亡人役の乙羽信子さんですね。すごい含みがある役で、Kを退けて(そんな素振りはないけれど、恐らく未亡人はKが嫌い)先生とお嬢さんがくっつくよう仕向けてるな〜って演技がちょっと怖い。
 先生はたぶんKが想うほどにはお嬢さんのこと好きじゃないんじゃないの…?と思うのに、唆されてKを出し抜いちゃって死なれちゃって…という感じでした。
 これに、実は先生はKを自分でも気づかぬうちに愛していて、お嬢さんとくっつかれるくらいならいっそ自分が奪ってやれ…みたいな無意識の意図が働いていたとかね〜〜。
 うわっ、ドロドロ〜♪ 確かに萌ツボくすぐられますね(笑)
 時代背景が違うので解りにくい部分はありますが、人間の本質にそう違いはないと思います。先生はどうしようもない“駄目人間”(バッサリ)ですが、作中の“私”を含め、私もこういう駄目人間に惹かれるところがあります。それは一体どうしてなのでしょうかね?
 未読の方は、是非ぜひ読んで頂きたいです。映画もお勧めです。私も市川崑監督の『こころ』、機会があれば観てみたいと思います。
 
 今回はとても長くなってしまったので、一旦区切りまして次回【よろず感想文(非BL編)その2】へ続きま〜す。
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by apodeco | 2009-11-25 18:19 | よろず感想文 | Comments(2)