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最近、平日は仕事から帰って飯食ってフロ入って寝る…しかない生活を送っているので、やっぱりじっくり書く時間ないんですが、なんかもう、ちょっとでも書きたくて仕方ないので、ブログ更新します!

前回の続きで、草間先生の非BLものと、BL本のご紹介です。
ではまず、非BLもの『うつつのほとり』

迷信話集 うつつのほとり(クロフネコミックス)

草間 さかえ / リブレ出版

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版元はリブレ出版なんで、最初は久々のショタものか!(ごめんなさい…)と思ってしまいましたが、全然違った(笑)
【クロフネコミックス】というオールジャンルのレーベルを創刊したのだそうで、そのレーベルでの草間先生の初コミックスになります。
他の作家さんの作品は未読なので、まだ何とも言えませんが、大人のまんが好きのため…とのうたい文句があるので、ちょっと期待していますよ、リブレさん。
…で、こちら『うつつのほとり』ですが、草間先生の非BL話では、私は一番好きかも。
先生お得意の昭和初期のお話です。主人公は、母親の静養のため東京から山がちな村へやって来た少年・敬(たかし)くん。小学校低学年くらい…でしょうか、おっとりとした母親思いの優しいお坊ちゃまです。
彼はすぐに田舎に馴染んで、友だちも沢山できますが、村に着いて最初に見かけた赤い髪の少年・弥七(やしち)が気になって仕方ありません。
だけど、弥七は村の嫌われ者で天狗と噂されているいわく付きの少年。友だちになろうと近づく敬に、弥七自身も自分から遠ざけようと邪険な態度をとるのですが、聡明で真っすぐな敬に心を開き、ふたりはこっそり山の中で交流を深めます。
山のお寺の寺男として暮す弥七は、学校へは行っていないけれどとても物知りで、敬に自然についていろんな事を教えてくれます。
こうして田舎で暮らしながら、日々成長して行く敬の物語なんですが、単なる静養だけではない母親の事や、村の大人や子どもたちにまで広がっている弥七に対する偏見などに、心を痛めたりする敬の様子がいじらしく、そして、とても考えさせられます。
タイトルに【迷信話集】とついていて、帯やあらすじにも田舎ならではの迷信や風習の謎を解く…とあるんですが、一番大きな迷信は、人々の心の中にある【無知と偏見】だと思います。その “ 迷信 ” に真っすぐな心で向かって行く敬に、心弱くなっていた母も励まされて…。
本当に、心があったかくなって、幸せな気分になれる素敵なお話です。それに、先生の描く奇麗な日本の風景がとてもいいんですよ〜。一本の映画に撮ったら素敵だろうな…と具体的に映像が思い浮かぶくらい。
非BLでも、やっぱり草間先生だわ…という、心洗われる逸品ですのでお勧めです!

【余談】 青梅の毒
毒…と言えば、お話の中に青い梅の実は毒だというのが出てきます。実家で梅酒を漬けていたので、子どもの頃から毒の事は知ってましたが、1、2個食べたくらいなら大丈夫との事。大人なら300個くらい食べないと死なないんだそうです。
だけど青梅って、どう見ても美味しくなさそうですよね。とても良い香りがするけど、渋柿みたいに口の中が酷い事になりそうなイメージが…。
(渋柿食べた事ありますよー。焼酎に漬けたのに渋が抜け切ってなくて、口が曲がりました。しばらく何食べても美味しく感じませんでしたね。渋柿は干し柿にするに限ります)
なのに、うちの母方の祖母はこの青梅が大好物で、ガリガリ食べていたんだそうですよ。青梅の毒と聞くと、無条件にばあちゃんを思い出すのですが、どんな味がするのか聞いておけば良かったなぁ。


さて、お次はお待ちかねのBLものです。
25日に発売されたばかりの、『明け方に止む雨』

明け方に止む雨 (キャラコミックス)

草間さかえ / 徳間書店

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こちらは3つの恋の物語です。
前半分が日本のお話で、裁判所にお勤めの書記官・里村と刑事の結城のお話、里村の同僚で事務官・山田とお隣に住む高天のお話。
後の半分がイギリス…でしょうね、地主の三男坊・ジョゼと、じい様のせいで逼塞して絵を描いている男・アーサーのお話です。
日本人のお話は、特殊なお仕事に就いているメンズばかりで、仕事と同じくらい各人が特殊というか、ちょっと変わってます(笑) 
つい最近、友人と『この世の中の半分の人は、生きて行くために必要に迫られて選んだ【職業】に就いていて、自分がやりたいと望んでその【職業】についている人は少ないね…』と話したばかりで、この年になると働けさえすれば良いかと割り切りも出来るけど、働く事は人生の命題のひとつですから、やっぱり色々と思うところが多いです。
自分の天職を探していた20代の頃、『職業選択の自由、アハハン♪』(『憲法第22条の歌』っていうのだそうですよ)という印象的な歌を歌う就職情報誌のCMがありましたが、本来は人が職業や仕事を決める時、「働ければ何でもいいや!」なんて思わないし、自分の望みや適正を鑑みて選びますよね。特殊な職業であればあるほど、その職業に相応しい自身の思い入れが必要になると思うのですよ。だって、ちゃらんぽらんで正義感もないのに、いきなり「刑事になろう!」とか、「裁判所に就職しよう!」なんて思わないし、就けませんものね。
だから、裁判所にお勤めの山田と里村は、自身の職業に見合った性格をしています。それ故か、ちょっと突飛な行動に出がち。普通はいくらタバコの臭いが変わってるからって、山田みたいな事は考えないだろうし、高天みたいにバラの花の縁(えにし)をドキドキしたりする方が普通でしょう。
里村だって、気持ちは分かるけど、『オイオイ、そう出るか…』と鼻血のシーンでは笑いました。顔に似合わず血の気が多いのかしら。すごくいいです、鼻血!(そして、先生のあとがきに大笑い。私はそこまで考えなかったけど、確かにこれは酷いかも…)
対するお相手、刑事の結城はモノローグで語っていますけど、自分をよく分かっている男です。はっきり言って、山田と里村から「怪しい男」と散々な言われ方をする高天が、一番普通でマトモな人です。
そんな4人が、草間先生が仕掛けた疑惑と真実を明かす過程で、惹き合って、絡まり合って…恋に堕ちる。一体どんな疑惑と秘密があるのか、特に鼻血が気になる方には、是非お手に取って頂きたいと思いますが、個人的にはアーサーとジョゼ、二人の画家のお話の方が好きかも。
絵が好きという共通点で自然に惹かれ合う所も良いし、可哀想なんだけど逃避行へ走る所なんかロマンチックで、(全然違うけど)映画『モーリス』を思い出しちゃいましたよ。
作中に出て来る海の絵は、ギュスターヴ・クールベの『波』かなと勝手に想像してますが、その海の色とジョゼの瞳が同じ色だと言うシーンが素敵で…。初めての外国ものとの事ですが、もっと描いて欲しいなと思いました。

【余談・その2】 映画と、あわ〜い不思議BL本
アーサーのように、誰々の身内だから…と残酷な仕打ちをされてしまう映画を思い出しました。

愛と宿命の泉 PartI フロレット家のジャン デラックス版 [DVD]

ジェネオン エンタテインメント

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フランス映画で、邦題『愛と宿命の泉』です。パート1とパート2に別れた長いお話で、こちらパート1の『フロレット家のジャン』というのが、フロレットという女性の息子のジャンという意味で、母の生まれ故郷に妻と娘をともなって街からやって来たジャンが、ある男の策謀によって不幸な事故で亡くなってしまうまでのお話です。
パート2の『泉のマノン』で、ジャンの娘マノンがこの策謀を知る事となり、ある方法で復讐を遂げるのですが…最後の最後に「じぇじぇ〜〜っ!」どころじゃない真実が明かされて、すごく哀しくなっちゃうお話なのでした。でも、エマニュエル・ベアールが奇麗ですしね〜、イヴ・モンタンもジェラール・ドパルデューも素晴らしいし、何より面白いのでお勧め致しますわ。

あとね、兄弟に死なれちゃう里村の境遇と似たようなお話で、すごく不思議なBLがあるのでご紹介。

ロマンスの箱庭 (F-BOOK comics)

伊東 七つ生 / ブライト出版

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全部で5話の短編集。どのお話も恋愛になるのかな…? という淡いBLものなので、がっつり挿入がないダメ!という方にはお勧めできませんが、私の好きなレイ・ブラッドベリに繋がるようでいて、この方独特のファンタジーなんでしょうね、不思議なお話が多くて面白かったです。
お勧めは、霊が見えて困っていた友人にキスされたら、霊感が移っちゃったという『うつしがみ』と、人付き合いが下手で灯台守をしていた兄が自殺してしまい、遺品を整理しに灯台へ来た弟と、そこへちょうど訪ねて来た兄の友人だという男と兄の思い出話をする『光達距離』。短い話の中に、相手を思う気持ちがじゅわーっとあふれてて、温かい話でした。
人の想いを知るとか、秘密を知る、というのは、やっぱり重い事だと思うのですよ。でも、知らないより、知った方が先へ進めるのかな…と、考えさせられた『明け方に止む雨』と『光達距離』でした。

さあ、秋の夜長は楽しい読書。次回も何か良いお話をご紹介したいと思いますわ。
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by apodeco | 2013-10-27 22:48 | よろず感想文 | Comments(1)

良いお天気に恵まれた連休でしたね…。
せっかくの長いお休みなので、さあ、お話書くぞ〜と思っていたのですが、また詰まりました、腸が。
土曜の朝方から珍しく胃の辺りが痛くて、疲れたせいかな…と思ってたんですが、痛みが段々下の方へ移動してきて、夕方には吐き気をともなう腹痛へ。
だけど、出ないんですよね〜。これはまたしても腸閉塞か…と思いつつ、ギリギリまで我慢して、何とかお腹の中身は自力で出せたのですが、口から水分とれなくて脱水症状起こしそうになり、救急車…を呼べば良かったんですけど、すごい迷惑かかるので、車で夜中に近場の救急病院へ向かいました。
(ちなみに、病院へ行った方がいいか、♯7119に電話して相談しました。夜間に病院へ行くべきか、救急車を呼ぶべきか迷った時は相談すると良いですよ!)
病院でCT撮って、やっぱり詰まりかけてたのが判明しましたが、幸いな事に中身が出たので、今回は鼻からチューブ人間にはならずに済みました…が、たった一日で3キロ痩せました。要は、それだけ詰まってたって事ですよ〜恐ろし〜。
しかも、お腹だけじゃなく懐も痛い思いをしました。点滴とCTとお薬と夜間診療代で15,000円ですよ!! とは言え、診察を終えたのは午前2時で、お医者さんと看護士さんには感謝致しました。
原因は相変わらず不明ですが、おそらく『ストレス』と『運動不足』です。体育の日だというのに、70代の筋力はアップしているというのに、その70代の人がなりやすい病気にかかっちゃう40代…。
さすがに反省しまして、腸は身体を動かさないと動いてくれないので、翌日から普通に生活してますが、おかゆを少ししか食べられないので、すぐ疲れちゃうんですよね。
休み休み掃除なんぞをして過ごしましたが、ちょうど近所の天祖神社の秋祭りで、お囃子の音がどんチャラ、どんチャラ楽しげに聞こえてきてね、切なかったですわ。だって、行ってもな〜んにも食べられないんですから。やっぱり健康第一ですわね。とほほ…。


さて、そんな切ない思いをどうにかしようと、よろず感想文を更新。
もうすぐ草間先生のBL本が出るので、その前に非BLものを書いておかないと…って事で、発売から半年経ってしまいましたが…『タケヤブヤケタ』でございます。
怪文書ではありません。こちらは草間さかえ先生の少女漫画2作品目ですね。

タケヤブヤケタ (フラワーコミックス)

草間 さかえ / 小学館

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大正時代の火消しさんの物語です。本の帯には『火消し恋愛ロマン!』と書かれてますが、ちょっと違う…気がします(笑)
もちろん恋愛要素もあるんですが、ある特殊な事情を抱えて火消しになった青年の日常と、精神的葛藤の物語です。青春モノ(?)だと思います。
先生らしく色々仕掛けがあるので、いきなり大正時代からは始まりません。平成時代、この火消し青年の玄孫(やしゃご)で、高校生の智宏が異常なまでの『火嫌い』なんですが、それはどうやら血筋らしい…というところから、智宏のひいひいじいちゃんにあたる松岡仁の物語が始まります。
仁の大正時代のお話は快活で小気味よく進んで行きます。消防学校を卒業したばかりで、超個性派ぞろいの消防署に配属されての、てんやわんやの日常や麗しのマドンナの登場なんか、夏目漱石の『坊ちゃん』みたいだわと楽しくなりましたが、当然、ただ面白いだけでは終わらないのが草間先生の漫画で、仁青年が消防士を目指した理由 — 人生を左右するほどの、どうしても知りたい真実 — が明らかになる過程が先輩消防士を巻き込んで、ハラハラドキドキもので展開されるんですよ。
そして、いつもと変わらず、超good! なのが、町並みとか下宿生活とか(昔の下宿生活は『やぎさん郵便』にも出てきますが、私は個人的にすごく興味深く読んでま〜す)、消防署の中などの細かい描き込み。見てるだけでも楽しくなります♪
登場人物の8割が男…という、草間先生の魅力満載ですので、未読の方は是非どうぞ!

次回も草間先生の非BL その2 『うつつのほとり』です。
(長く座ってられないので、書き切れんかったです…)


【追記】
夜中にやっていたので、ヤマトの復活編を録画して観ました!
内容に関しては「…………(何も言うまい)」という感じなんですが、古代進の山寺宏一さん、野太い声でデスラー総統とは全然ちがーう! よくこんなに色んな声が出せますよね。所々、富山敬さんに似てるなあと思う時もあって、ちょっと懐かしい気がしました。
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by apodeco | 2013-10-15 01:04 | よろず感想文 | Comments(0)

a0095010_21402022.jpg先日、お友だちが参加している雑貨展へ行って来ました。
『ねこの雑貨にゃ』
アジアン雑貨 Oriental Heart
(オリエンタルハート)ミニギャラリーにて2月1日〜13日まで開催中。展示作品は、ぬいぐるみ・羊毛フェルト・陶器・写真・キルト・あみもの他、全てねこの小物です。


a0095010_2140075.jpg場所は、腐女子のメッカ・乙女ロードのある池袋より、西武池袋線『石神井公園』駅下車、南口より徒歩3分です。石神井公園へ向かう大きな通り沿いにあります。目印は『ホカリ食堂』という変わった名前の食堂。そのお隣にあります。木曜休み。
平  日:11:00〜18:00
土日祝日:10:00〜19:00


a0095010_21403457.jpg参加されている作家さんは10名。
友人は写真(一枚目の写真中央奥)と、ポストカードで参加しています。目を引いたのはやはりフェルトのぬいぐるみ(二枚目の写真)でした。肉球とかリアルだし、お腹がところどころピンク色の地肌が見えていたりして、よくできています。原寸大なので、抱いて寝たいわ…と思ってしまいました。
他にも、『魔女の宅急便』の黒猫ジジを思わせる、かわいくお腹がぽっこりしたマスコットとか、猫のひげ(抜けたやつ)を差しておくための陶器の猫とか、面白い小物がいっぱいありました。


私が購入したのは三枚目の写真にある、へびの…かがみもち? ねこじゃなくてへび買っちゃいました。おめでたくも頭にみかんが載ってます。とっても小さいのよ…というのが分かるかなと、鳥あたまソニーエンジェル(♂)ちゃんとマグカップを一緒に写しました。
私は見た目と違って、こういうこま〜い、かわいらし〜い、置き物が大好きなんです。
ちょうど連休もありますし、お時間がありましたら、どうぞお出かけになってみてください。足を伸ばして石神井公園を散策されるのもいいですよ。冬なので緑が少ないですが、池でボートに乗れます!(寒いけど楽しい…はず)

さて、もうひとつの話題は…

a0095010_21405077.jpg『草間さかえ画集』について。
デビュー10周年を記念して予約販売されたものなので、今ご紹介しても古書店でしか手に入らないかと思いますが、やっぱり書いておかないと気が済まないので…。
表紙のイラストは画集のための書き下ろし漫画に登場する子です。デビュー当時のものから最新作はもちろん、同人誌まで自選との事ですが、とても良いラインナップ。ファンとしては垂涎もののお宝です。たまりません。
ほぼ七年ですかね…追いかけ続けている(←怖い書き方ですね〜)とは言え、月刊誌のイラスト作品や小説の挿絵まで網羅する事はできないので、初めて目にする作品もあって新鮮です。
私の中での良いイラストの定義とは、見ていて物語を感じさせてくれる…という事です。
ただ、奇麗なだけ(それはそれで、目の保養ですが)よりも、構図の妙や、色彩から受ける心理的なものであるとか、いつまでも眺めていたいと思える作品が好みです。
もちろん、草間先生のイラスト(絵)はその好みにぴったり合致しているので、見ていて楽しいし、わくわくするし、唸ってしまいます。特に、構図と色彩は、希有な才能をお持ちの方です。
シックな色合いを好む方で、日本の伝統色…着物の色ですね、組み合わせも粋なものが多いです。カラーインクを使っていても和になるというか、日本画を見ているようです。
クリアな色づかいのものは少ないので、『どこにもない国』の表紙は、抜けるような青い空と海がとても印象に残っています。あと、『花』の扉絵。葬儀の幕と喪服。情報量は少ないけれど、何事が起きているのかと緊張感を孕んだ一瞬に、気持ちが奪われる扉絵で(単行本ではカラーではないので…でもまあ、カラーでもほぼモノクロですが、それが余計に)印象深かったです。
それから、先生の描く受けの顔が、なんとも色っぽくてですね…どんなにガタイが良かろうが、髭の紳士(未熟者なので見抜ける自信ないけど、受けであって欲しい)であろうが、も〜〜艶っつや! 目元が誘ってる感じがします。
もうね、ここで何を言っても画集なのですから、とにかくその目で確かめて! と言いたいのですが…。もし、目にする機会がありましたら、是非ぜひ、すみずみまでご堪能頂きたいです。

ここで、訂正がございます。
前の回の日記で書いた『シャーロック』ですが、やっぱりタイトルになるだけあってホームズではなく、名前のシャーロックって呼んでるそうです。まあ、それが親しさのバロメーターでもありますしね。
ついでに、アニメ『宇宙戦艦ヤマト2199』CM見て思わず興奮!
映画を見ていないので、初見なのですわ。デスラー総統の顔、めちゃくちゃ色っぽい系の女顔ですね〜〜!
とんでもなくイケナイ妄想をしてしまっております。とても楽しみです。
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by apodeco | 2013-02-06 22:03 | ご紹介 | Comments(2)

a0095010_184843.jpg先生の作品ではじめて読んだのが、こちらで一番最初に紹介した『はつこいの死霊』。思い起こせば6年前、手に出来た静脈瘤を治療した帰りに買ったんですよ。医者に注射器で患部をぐっさり刺された上に、ぐりぐりほじられて大変痛い思いをしたので、病院の階下にあった本屋さんで草間先生のご本を、自分のご褒美のために思い切って買ってみたのでした。運命ってやつです。きっと。


王様のベッド (ビーボーイコミックス)

草間 さかえ / リブレ出版

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中学生から大人の話まで、かなり毛色の違うのお話が集まってますが、先生の本を初めて読むという方に良いのではないかと思われます。
表題作はガタイのいいエンジニア×取っつきにくい彫刻家のお話。ヘタレだけど優しくて常識人の古賀(ゲイ)は、切れたケーブルの修理のため、かなり変わった無自覚誘い受(?)みたいな、ノンケ彫刻家の遠野の家を訪れますが、大雪のため二人っきりで過ごす羽目になって…。ちょっとコメディ。
山の中の一軒家に一人で住んでるらしい遠野の人柄も、その家の中もとってもミステリアスで、古賀はドキドキぐるぐるしっぱなし。おまけにいきなり身体を「見せて、触らせて」ときたものだから、妖怪の一種かと思ってしまう(笑)。
登場人物にミステリアスな部分があるのは、先生のお話のお約束ですが、ベッドの大きさは…きっと趣味です。遠野の酔っぱらった仕草が、先生の他のキャラと比べても一、二を争う可愛らしさなので一見の価値あり。
他に収録作は二作。『さくらんぼ』はとっても可愛い、餌付け成功のお話。
これこそ毒はひとつもないけれど、淡いどきどき感にやられました…。ひとにものを食べさせるって、やっぱりエッチい行為なんだと思います。
『花』は初っ端から毒だらけ〜。私の趣味ど真ん中です。
やっかい事に自ら飛び込んで行くってのは、相手に対してそれだけ関心があるからです。気になる=全ての始まり。ちょっと痛い話ですが、後味はよいので是非どうぞ。


どこにもない国 (EDGE COMIX)

草間 さかえ / 茜新社

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カバーイラストが奇麗です! こちらも収録作品がビックリするほど毛色が違うので、草間先生の幅の広さをたっぷり味わえるお勧め本でございます。
とは言え、この表題作をご紹介するのは難しいですね。戦争に行った若者の、戦中戦後のお話ですが、この時代独特のストイックな若者が、男同士で惹かれ合う事に対して、どう向き合うかというお話です。
終戦間際の南の島。厳しい隊長の竹内が率いる海軍の一部隊が駐屯していました。その中に、竹内に対して情念を募らせる部下の早川がいて、その想い故にある行動をとるのですが、表向きの理由を知っている竹内ですら「どうしてなんだ」と悩ませてしまう程。そんなある日、突然の敵襲と終戦を迎え、二人は…。
この時代の人は、自分の気持ちをぺらぺら語ったりしないせいか、二人ともがお互いを「わかりにくい」と評しているのが可笑しい。命からがら復員船で帰国して、落ち着いて見ると、竹内は早川を「存外ヒトらしい男」だと思います。島ではやはり変態っぽく見えていたのでしょうね。早川は竹内を「ややこしい人」だと言いますが、島では一杯食わされたので、仕方ありません。
生きて祖国に帰れた事は幸せな事ですが、日常の平安を取り戻すとともに、竹内は早川をいるべき場所へ返してやらなければと焦ります。それは今生の別れを意味します。
二人にとってほんの数日ですが、二人きりで過ごした島での日々がユートビアでした。二人がどうするのかは、読んで確かめてくださいね。
『岸壁の母』って歌、分かりますかね? 息子の帰りを信じて、引揚船が到着するたび探しに行く母親の姿を歌ったものです。私歌えますよ〜。
もっと言うとですね、映画『犬神家の一族』(古い方)で、高峰秀子さんが、「すけきよ〜」って、間違えて青沼静馬を連れ帰っちゃうシーンですね。辛い時代でした。竹内の心情如何ばかりだったか、察してくださいな。今の時代、こういうお話が書けるのは、そうそういないなぁと思うのですよ。

でも、『イロメ』くらいからファンになった、という方には『0と1の間』からの方が、草間先生らしいと思われるかもしれないですね。
私はアホな子が好きなので『1と2の間』が好きです。子どもの頃の出来事って後を引きますからねぇ。『0か1の世界』に至っては、みっちゃんが振り回されて可哀想でしたが、惚れた弱みだ諦めろとしか言いようが無い。鶴田があまりに人生楽しそうなんで、こんくらい前向き(?)に生きられたらいいなと羨ましい限り。
私にも美術学校時代の友人に、みっちゃんって人がいましたが、こちらは明るい人でした。カイト(凧)を作って飛ばしに行く授業があったのですが、丸まった凧糸を使った瞬間芸とか言って、脇の下に当てて「黒木〇!」(脇毛を剃らないAV女優さん)とか、股間に当てて「ダビデ!」とかやってましたね(こちらのみっちゃんは女性)。
三ツ矢もみっちゃんくらいアホだったら、あんなに怖い顔にならずに済んだかも。友人連中で一番まともだったのが敗因か…。
『もののことわり』は古い作品ですが、今とそんなに変わらない、あったかさを感じる作品。好きなんですね、古い物が(『地下鉄の犬』にも通じてますね)。そんでもって、身体ばっかり大きくなった、おばかさんが好きなんだなぁと(笑)。
こちらも、その1で書いたフェアでは対象外ですが、草間先生初心者さんにはお勧めの一冊。鶴田がどんだけ悪女…じゃなくて性悪か、是非確かめて見てください。


最後〜。

魔法のつかいかた (1) (ウィングス・コミックス)

草間 さかえ / 新書館

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冒頭で書いた通り、BLという以前に、今まで読んだどの恋愛ものとも違う、独特な雰囲気にハマって、同人誌も手に入る限り集めました。
その中で一番気になっていたのが、『魔法使いの弟子』という作品なんですが、それを引き継いだのがこの作品です。
内容はタイトルの通り、魔法使いの話です。ファンタジーです。魔法の腕は一流だけど、いろいろと駄目駄目な魔法使いの泉太郎が、探しものの魔法でみつけた春生を弟子にする(誘拐ともいう)ところからお話は始まります。
一巻目は、ほぼ同人誌の内容に添っています。“毒”の部分は中和されてまして…まあ、その辺はもう仕方ないです。続きが読める事が単純に嬉しいから良しとします。
とにかく謎だらけなお話なんで、これから一つ一つ、謎が解明されて行くのを楽しみに、続きを待ちたいと思います。

【余 談】
a0095010_1151538.jpgMy Favorite Words 
『魔法使い』



ファンタジーものは読めないくせに、魔法、特に魔女とか、悪魔が出て来ると目の色が変わってしまいます。『魔法のつかいかた』には悪魔は出て来ないけど、人の生き死にが魔法で操られるので充分悪魔的。
私が初めて魔法使いものに惹かれたのは、山田ミネコ先生の『魔法使いの夏』という作品を読んでから。40年くらい前のデラックスマーガレットに掲載された読み切りもので、それ以来の山田ミネコファンです。
お話は、魔法好きな女性が、魔法使いを探してある村に行って、行方不明になってしまうところから始まります。女性の妹(主人公)は、姉を捜してその村へ向かい、姉がいた痕跡を見つけるのですが、その村を拠点にしている魔女によって、サバト(魔女の集会)の生け贄にされ亡くなった事を知ります。当然、彼女も生け贄に捕まっちゃう。
村人も全員ゾンビで、魔女がいないと土に帰っちゃうから、魔女のいいなり。でも、その魔女の弟(もちろん人じゃない)に救われるお定まりのお話なんですが、それでも充分面白くて、切ない話でした。
弟は長い間、何の罪も無い女性たちを生け贄にして、自分たちが生きながらえる事に耐えられなくなってましたし、主人公に淡い想いを抱き始めていたので、自分の命をかけて彼女を救います。当然、彼は砂みたいに消えていなくなるのですが、彼女を救えた事に満足して死んでいくのです。
この話、オチがあるんですよ。それ以来、悪魔が主人公の家に住みついちゃうんです。でも、それで何となく救われるのが妙におかしな話でした。
その山田ミネコ先生に、コミケで会えた時は感激しました。もちろん、ファンですって、ご挨拶しましたよ。そういう出会いがあるんですよ、コミケって!
山田先生、60歳は越えてらっしゃると思うのですが、お元気でコミケに出てらっしゃるんですよ! がんばらなくちゃ〜と思いますよ。ええ。
私もいつか、魔女やら魔法やらが出て来る話を書いてみたいと思います。
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by apodeco | 2012-10-07 00:26 | BL感想文 | Comments(0)

a0095010_184843.jpg日頃、草間先生フリークと言いながら『やぎさん郵便』を買うまで、今年が草間先生のデビュー10周年と言う事を知りませんでしたわ…。すいません。
そうかぁ、もうそんなになるのね…と感慨深い。
いやいや、そんな感慨に耽っている暇はない。今年も残すところ後三ヶ月じゃありませんか! という事で、今回は当然、草間先生特集です。
おサボりしててご紹介してない本がいっぱいだったりするのですよ…よよよ…


やぎさん郵便 (シトロンコミックス) (CITRON COMICS)

草間 さかえ / リブレ出版

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先生の最新刊は『魔法のつかいかた』なんですが、こちらはのちほどご紹介。まずは『やぎさん郵便』です。
こちらは前作『マッチ売り』の続きです。タイトルは同名の童謡『やぎさんゆうびん』から来ているようです。
白ヤギさんから来た手紙を黒ヤギさんは食べちゃって、仕方がないから御用はなあに?と手紙を出すけど、白ヤギさんも手紙を食べちゃったので、また黒ヤギさんに御用はなあに?と手紙を出すという、魔のエンドレスソング(?) 
最初の手紙にはいったい何が書かれていたのか?って疑問が、『マッチ売り』から繋がっておりますね。読んだ方ならタイトルだけでもニヤニヤしてしまうはず。未読の方は是非『マッチ売り』を買ってくださいね。私の思う、「これぞ草間さかえの漫画!」ですから超お勧め!
内容は、引き続き二組のカップルのその後の様子です。片方は出来上がりつつありますが、片方は発展途上。見所は澤。やることなすこと、空回っちゃって可笑しいのなんの。もっとヘビみたいな男かと思いましたが、なかなか可愛いですよ、彼。
ちなみにヘビって、ほの温かくて柔らかくてさらりとした感触です。見かけとは全然違いますのよ。飼ったら可愛いと思います。もちろん毒のないヤツの話です。
澤みたいな人に飼われるのはご免ですねぇ。有原は本当に『男運悪い』と思いますよ。
それにしても、澤にしろ花城にしろ、ふたりの大人げない事と言ったらもう…。まあ、そこが一番の魅力かな(笑)  
そうそう、見所その2は挿話『マッチ売り 零話』最高です!! ぜひ、二冊まとめてのご購読お勧めします〜♪

さて、ここからは一気に既刊本をご紹介しましょう。
その前に、『あなたの好きな草間作品は?』と貴腐人(きぶじん)たちに聞きました。
友人A:『イロメ』 『カオス』が最高。当然『ヌレル』も好き。甲乙つけがたい。
友人B:『夢見る星座』何と、ドラマCDと画像をミックスさせたイメージ映像まで作った(個人的に楽しむ用です)ほどとか。今度見せてくれ〜。
う〜ん、私はどれかな?と言うと、『はつこいの死霊』なんですが、これは別格として、これ以外でどれがいいかと悩んでまして…。
というのも、先生のデビュー10周年記念フェアを、コアマガジン、新書館、リブレ出版3社のコラボでやってまして、『やぎさん郵便』の帯についた応募用紙に、対象漫画の帯についた応募券を貼って送ると、『やぎさん郵便』番外編描き下しオールカラー漫画小冊子が買えるというのですがね。問題は、二冊分送らなきゃいけないところ。
「私はぜんぶもってるの!」
そういう人はどうすんじゃい。
『魔法のつかいかた』で一冊分、もう一冊は既に持ってるけど、新しい帯がついたの買うしかない訳ですよ…。それでね、もう一冊買うなら、どれがいいかと悩んだ訳です。私も『夢見る星座』がいいかな…と思ったんですが、欲しいなと思ったのは、対象外のこれでした↓

真昼の恋 (ショコラコミックス)

草間 さかえ / 心交社

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メロドラマちっくなタイトルですが、真昼とは主人公の名前です。リーマンと町工場の若社長の恋物語。めずらしく、恋仲になった二人のその後の話が続くのですよ。しかもツンデレ受、ワンこ攻ですよ(これは割とあるけど)。そして、毒がないのですよ。
私は草間先生の漫画の魅力って、毒かなぁと思ってまして、「食べると美味しいんだけど、ちょっと舌がピリピリするのよね、でも、そこが美味しいの」とかって毒に当たっちゃうフグの肝(ピリピリするかは知りません)みたいな、独特の暗くて苦い(悪の)部分が好きなんです。でも、『真昼の恋』にはそれがない(なくないけどちょっとです)。なのに、イイんですよ!
仕事を通して知り合った二人ですから、恋と同時進行で仕事の話もきっちり描かれています。一緒に仕事をすると、不思議と見えてくるものがありますよね。お互いの考え方や、育って来た環境も見えて来たりして、互いに益々信頼や愛情が深まって行きます。派手な恋愛ものじゃないですが、とてもしっくり来ます。リーマンものが好きな人には堪らんですよ。素敵な上司のオジさまも出てきますしね。いろんな意味でキモになってる素敵な上司です♪
先生は恋心を抱くと、自分の内面の奥深く、あまり気づきたくない部分に向き合わされる、そんなお話に傑出した方だと思うのですが、それだけじゃないんだな〜と、新たな先生の魅力に気づかされた作品です。是非、対象外だけど読んで頂きたいお話です。

つぎ〜。発行順です。

イロメ2 ヌレル (ディアプラス・コミックス)

草間 さかえ / 新書館

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『イロメ』の続きです。挿話ぜんぶ続き。『イロメ』を持ってる方は、これも買わなきゃいけません。買わなきゃ損です、ソンしてます! これも、恋が実ってからのお話ですね。だからか、中身も濃いですよ。
私はおばかな桃と野田センセーが大好きなので、『サイン』が良かったですね。そして『フロウ』では、白川センセーが相変わらずモヤモヤしてます。フロウとは液体や川などが流れると言った意味ですが、気持ちや行動などの流れを意味しています。台詞などにさり気なく効いていて「さすが〜」と唸ってしまいます。
悩むのは性分なので仕方ないですけど、奇麗な男の子って、長じると本当に悲惨なんですよね。身近にそういうのがいたので良く分かります。やっぱり体毛は敵でしたね〜。もじゃもじゃになりましたから、ずいぶん悩んでましたよ。血が繋がってる分、女の私の方が悩み的に上でしたが。体毛は男女ともに敵なのです。別に白川先生は体毛に悩んでる訳じゃありませんよ。念のため。
これも、二冊目として手にするのにお勧めですが、『イロメ』とセットがお約束です。

いや〜、いっぺんに行きたかったのですが、あと三冊もあるので書ききれない…。
いかにおサボりしていた事かと反省しております。
次回、その2へ続きます。
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by apodeco | 2012-10-03 22:55 | BL感想文 | Comments(0)

 ご無沙汰しておりました〜(汗) 
 今回はお勧めBL漫画のご紹介ですが、まずその前に…

a0095010_23543311.jpg←夏になると仕上げなきゃと思うイラスト。カラーインクで仕上げるつもりでペンだけ入れたもので、もう三年放置状態…。この状態で出すのはどうかと思いつつ、『必ず仕上げるぞ!』の決意も込めて。これだけじゃなくて途中で放置してるイラストがまだいっぱいありマス…。

 暑い暑い夏がようやく終わりましたね。暑くて伸びてた訳ではないのですが、うかうかと二ヶ月が過ぎてしまいました。その間、サイトの小説書きに没頭しておりました。


 近況報告をしますと、新しい職場環境に慣れたのもありますが、やっぱり脳が逃避したいらしく、お話のネタが次々浮かんできたので、短編を中心にぽつぽつと書き綴っておりました。現在は来年春のJ.Garden参加を目標に同人誌制作に入っています。
 既存のお話と書き下ろしをまとめて、2冊出す予定。もう、友人を巻き込んでの一大事です(笑)。
 思えば、大好きな素敵BLサイトさまのお話に影響されて拙い文章を書き始めてから、ここまで来るのは長い道のりでした。
 普通女子だった友人をBL系即売会に連れ回し、一人前の腐女子(声優さん萌で『黒執事』&『デュラララ』にご執心。静雄受オンリーイベントに行きたいと聞かされた時には少々責任を感じました…)に育て上げ、ようやく校正担当を確保。また、小学生の時からの友人で同人誌の大先輩絵師さまが、表紙絵を書いてくださる事になり、もう張り切っております。
 絵師さまをご紹介しますと、サークル名『maris』で活動なさってました、本間まり様です。現在は活動休止中ですが、無理言ってお願いしちゃいました。ありがとうございま〜す。
 非BLの人ですが、お願いしているお話のネコキャラが頭から離れなくなっちゃって、BL書きたくなってるそうです。悪影響あり過ぎ?と思いましたが、活動再開を検討中との事、嬉しい限りです。
 さあ、もう後に引けません。夏コミで大好きな漫画家の先生に恐れ多くも「同人誌出します」宣言しちゃったし、絵師さまを含めた友人一同にも宣言しちゃったし…。ここまで自分を追い詰めないと頑張れない…訳じゃないけど、やる気は出ます。何しろこれから書き下ろしを3本書かねばならないので。自分に鞭打って頑張りま〜す♪
(『痛い』の嫌いだけど、精神的にはMかもね)

 まあ、こうして頭の中は張り切ってますが、体の方がなかなかついていかないのですよねぇ…。
 やっと貧血は改善されましたが、暑さのせいか体重が減る一方。口内炎も食事の度に悪化して治らないため、歯医者さんでレーザー治療を受けました。体も怠く、「あれ〜? おかしいな」と思っていたら、健康診断で低蛋白血症との診断。
「ゲッ! 糖尿病予備軍?!」と焦りましたが、腸の具合が悪くなるとスポーツドリンクだけで絶食(1、2回抜く程度ですが)してたので、多分、一時的な栄養失調になったんだと思います。とりあえず、近いうちにまた病院に行ってきます。
 体だけじゃなくて、仕事も家事もありますし、家族サービスもしなくちゃだし(山登りに行きたいんですって…なので、10月2日に巾着田の曼珠沙華を見て来ました。こちらはDiaryの方でご紹介)で、時間がな〜い!!
↓ こんな感じで辺り一面の曼珠沙華! 綺麗でした〜。
a0095010_23561974.jpg

 そんな訳でイラストは放置、BL小説も、友人に借りたお勧め小説もあまり読んでない…のですが、
久々に草間先生の本が2冊も出ましたのでご紹介♪

地下鉄の犬 (ドラコミックス)

草間 さかえ / コアマガジン

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マッチ売り (CITRON COMICS)

草間 さかえ / リブレ出版

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 内容に触れる部分があるので(極力ないように…しますが)、
↓続きを読むよりどうぞ

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by apodeco | 2010-10-03 01:06 | BL感想文 | Comments(0)

イロメ

 中秋の名月。みなさんはご覧になりましたか? もうすっかり秋ですね。
 めまいの病気が良くならないので、パソコン絵はお休みしていますが、せめて『ひと月に一度は更新!』を目標に、今回は久々にBL漫画の感想文です。
 草間さかえ先生の新刊です。高校生がいっぱいです。もちろん素敵な先生も登場します。
 この作品でも、文句なく“メロメロ”にされてしまいました〜。

 「やっぱり夏は高校生だね♥」と勝手にキャッチフレーズを付けさせていただきました(8月15日発売)が、もはや秋です…。
 光陰矢のごとし、恋せよ高校生〜!!(大丈夫か、あたし…)ってことで ——



イロメ (ディアプラスコミックス)
草間 さかえ / / 新書館
スコア選択: ★★★★★

My Favorite Comics.


 とある高校の校舎の中で、密かに進行する四つの恋の物語です。先生と生徒、先生と卒業生、先輩と後輩、幼馴染みの同級生。
 作品としては六つ。うち一つは書き下ろしです。どれも粒揃い。私のお薦めは…

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by apodeco | 2008-09-16 22:49 | BL感想文 | Comments(0)

肉食獣のテーブルマナー
草間 さかえ / / コアマガジン
スコア選択: ★★★★

My Favorite Comics(18禁)


夢見る星座 (ビーボーイコミックス)
草間 さかえ / / リブレ出版
スコア選択: ★★★★★

My Favorite Comics(18禁)


【草間先生の作品、2冊同時にご紹介です】
 今年の6月に2册続けて刊行されました。ファンには嬉しい限りです。
 2冊とも短編集です。ですので、あらすじ等は割愛いたします。
 短いですから濃密なエロチシズムはないのですが、さらっとしていながら、この方独特の世界感は全編に流れていて、私は大変満足できました。
 2册のうち、どちらかと言えば、『夢見る星座』に軍配を上げますが、『肉食獣のテーブルマナー』冒頭の『キス、シロップ』に登場する「岸田」さんに、私はすっかり“やられて”しまいました。
 この方の描く「おじさん」大好きなんです。(「おじさん」と言いつつ、多分私より年下なんだゼ…と自分で凹む)
 ちょっと抜けてて、年の割に純情で、大人の抜け目なさもあるんだけれど、世間を知ってる分だけ臆病で、結局子どもに振り回されちゃう…。
 私のツボ、ど真ん中です。(『夢見る星座』の「柳沼」さんも然り)
 対する“恐るべき子供”代表は『肉食獣のテーブルマナー』の主人公「サトシ」。このお話、まさにコクトーの『恐るべき子供たち』を彷彿とさせます。
 こちらも怖いくらい素敵。
 何が怖いかは、読んでからのお楽しみ。

 『夢見る星座』はどれも粒揃いですが、中でも『夏のみちしるべ』がお気に入りです。
 私の好きな“都電”が登場します。私は都電の走る街で生まれましたので、なじみ深い乗り物です。(「紫雲、棚引けば」の舞台になっている街です)
 嬉しいことに、草間先生も“都電”がお好きだそうで、特に今の新しい車両ではなく、昔の“山吹色に赤のライン”の車両がお好きとか。
 その旧車両が走る、パラレル東京の街で起こる、静かで素敵なお話です。
 私の中で勝手に「草間先生らしいなぁ」と思う作品は『されど美しき日々』でしょうか。子どもの純粋で残酷なところがよく出ています。

 メガネ好きの人にも堪らないですね。2册通して「メガネ男子」勢揃いですよ。
 草間先生は「メガネ男子」お好きなんですね。必ず出てくるもの(笑)。
 眼鏡の男性って、描くの難しいですよ。私は苦手です。
 自分が眼鏡なので、あまり萌えませんが、普段コンタクトの人が眼鏡を掛けていたりすると、ちょっとドキッとします。

 2冊とも、お勧めです。
 是非、読んでみてくださいませ!
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by apodeco | 2007-08-02 16:17 | BL感想文 | Comments(0)

災厄のてびき

災厄のてびき
草間 さかえ / / 東京漫画社
スコア選択: ★★★★

My Favorite Comics.(R-18)

a0095010_2313513.jpg「本落ち」賞
『おお 疲れ○○! 俺なった事ない』
(「共犯のてびき」P55より「幸宏」の台詞)
※読書中、強く感動したり、驚いたりすると読んでる本を落とす癖があるのです。見事に「本落ち」した言葉に賞を贈りたいと思います。



のっけから伏せ字でごめんなさい(笑)。(※一番下に答えあり)
見事に「本落ち」いたしました。

 この生理現象は前から知っていました。その昔、こっそり読んだ「俺の空」(著:本宮ひろ志 男性側から描いた現代の“源氏物語”だそうです。興味のある方は是非どうぞ)の中でこの生理現象が懇切丁寧に描かれていました。しかしこのような呼び方だったとは初めて知りました。またひとつ勉強になりました(笑)。
 私にとって2册目の草間作品ですが、こちらの方が先の出版本だそうです。同人誌で発表された作品と併せて非常にエロ度の高いものになっています。

 火を見ることでしか欲情できない「幸宏」と、甲斐性無しの売れない小説家「武明」の恋のてびき。
 「武明」が近所で起きる連続放火現場で何度も見かける「幸宏」に不審なものを感じて声をかけた事から物語は始まります。自分の性衝動を普通じゃないと思いながら他に紛らわせる方法を知らないという「幸宏」に、ものは試しと「武明」がしたことは—。

↓続きを読む(以下完全18禁、下ネタ苦手な方はご遠慮ください)
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by apodeco | 2007-03-27 23:54 | BL感想文 | Comments(0)

はつこいの死霊

はつこいの死霊
草間 さかえ / / 東京漫画社
ISBN : 4902671085
スコア選択: ★★★★★


My Favorite Comics.(R-18)

かわったタイトルです。「ホラーラブロマンス(笑)???」と思いましたが、
これは主人公「智(とも)」と「裕一」を繋ぐキーワードでした。
(「初恋の祟り」という実際の新興宗教の教義だそうです。驚愕!!)

自分の人生に多大な影響を与えた人 —  誰でも思いあたる人がいると思います。
「智」にとって「裕一」は苦い思い出と共に忘れられない人でした。
ある出来事から会わなくなって10年、このさき一生会わずに過ごすと思っていた人に
もう一度出会ってしまったら、人はどうするのでしょう。

「死霊が息をふき返す」

「智」は迷わず行動します。仕事と10年前の出来事を盾に「智」は「裕一」にある取引を持ちかけます。
それは…

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by apodeco | 2007-03-24 16:02 | BL感想文 | Comments(3)