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紫雲、棚引けば—庚申塚高校物語— その12_a0095010_111446.jpg9月最後の更新に「岡田克巳の場合」の最終回を持ってこられました。長かったです。ねちっこく書かせていただきました。
もうそろそろ、ブログでは辛い状態になって来ています。内容的にもHPを立ち上げるべきかと検討していますが、いろんな事をやりすぎて、管理が出来るか分かりません。手が回らない感じです(笑)。
来年までは、このまま頑張ろうかと思います。
次は「朝比奈潤次の場合」になりますが、年末に開始できればな…、という予定です。その前に夏〜秋の短い話を書きたいのと、少しイラストを頑張ろうかなと思っていますので。
最近、お話を書くことに夢中になってしまって、本来のイラストを描くことが疎かになっています。描きたいな〜とは常に思っているのですがね。
何でも身構えると進まなくなってしまうのです。趣味でやっていることだから気楽に考えればいいじゃないかと思いながら、やるからにはやっぱり納得のいくものを…とこねくり回してしまったり…。生みの苦しみなんて言えば格好いいですが、単に才能がないだけです(笑)。

何はともあれ、最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
それでは、↓よりどうぞ。
※この物語はフィクションです。実在の人物・事件・団体等、一切関係ありません。


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# by apodeco | 2007-09-29 02:19 | 学ラン通信

小説ブログ、開設あんない_a0095010_22585715.jpg

※ フリーフォトです。
 中秋の名月ですね。こんなに綺麗に星や月を撮ってみたいものです…


 ゴキブリの話で放置状態はつらいので、小説ブログのごあんないをします。
 そうそう、『世界残酷物語』のテーマ曲、みなさん分かりました?
 昔はNHKあたりで映画音楽100選とか、そういう懐メロ番組がよくあったのですが、今はとんとありませんものね。
 「モア」という曲なんですよ。「エデンの東」や風と共に去りぬ「タラのテーマ」、「太陽がいっぱい」、「ロミオとジュリエット」など映画音楽ったらこれでしょ! という名曲に数えられる綺麗な曲です。機会があれば聞いてみてください。
 おお、脱線しました〜。昔話をするのは年寄りの証拠なんですと。気をつけねば…。
 
 小説ブログ、『それでも、地球はまわっている。』をご紹介します。
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 ここのブログ『のあーる・とあーる夜話』はBLを中心とした夜伽話?(一部青少年ものになっていますが、もうすぐ18禁に突入かも…汗)ですが、こちらはその括りでいうとノーマルものです。
 とか言いつつ、もうお判りでしょうが、私自身がノーマルな人間じゃございませんので、男女の区分けが無くなった分、もっととんでもないことを書いてしまいそうな自信があります!(← 胸張ってどうする)
 短い小説(擬き)が中心で、あとは妄想日記(架空の人物の日記)をつらつら書けたらな…と予定しています。こちらの読み物より、暇つぶしには丁度良いかもしれません。
 更新はあまり早くは出来ないと思います。なので、思い出したときにでもどうか覗いてみてやってください。よろしくお願いします。
# by apodeco | 2007-09-25 23:46 | ご紹介

紫雲、棚引けば—庚申塚高校物語— その11_a0095010_21531062.jpg今週末は連休ですので前倒しで更新します。
先週、高校の生物部OB会より懇親会の案内がきまして、残念ながら欠席のお返事を出しましたが、そのハガキのアンケートに「何か生き物を飼育していますか?」という項目がありました。鳥や猫などに混じって、ゴキブリ以外の身近な生物というのがあり、目が点に。研究所で飼育しているゴキブリは清潔だそうですが、昆虫の中でも身近にいて欲しくない生き物ですよね。
以前人間観察の話を書きましたが、生き物は全て見ていて飽きないです。実は上記のゴキブリも…、ね。
 夜、台所を掃除していた母に呼び止められ「な〜に〜?」と近づくとシンクにゴキブリが!
「ひっ!」と息を呑むと母が人差し指を立ててシーッと合図します。え?と思いながらよく見ると、踊ってるんですよ〜。
大きめのシンクと少し小さめのシンクが並んでいるのですが、その境目をまるで花道のようにして2匹のゴキブリが行きつ戻りつしているのです。求愛ダンスなのでしょうか? 羽をコオロギが鳴くようにぱたぱた立てて踊っている様は何だか楽しそうです。
気持ち悪さ半分、可笑しさ半分で「踊っているね」と言うと、「うん、踊っているね」と答えた母の手には、しゅんしゅん音を立てたやかんが…。
幸せの絶頂で2匹は天国へ。「ジ・エンド」と言った母を見ながら私の頭の中には『世界残酷物語』のテーマ曲が流れたのでした。

この後に岡田くんの話、というのも何ですが、シリアスも続くと飽きますね。おまけに引っ張ります(笑)。気長にお付き合いください。では、↓よりどうぞ!
※この物語はフィクションです。実在の人物・事件・団体等、一切関係ありません。

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# by apodeco | 2007-09-20 23:11 | 学ラン通信

紫雲、棚引けば—庚申塚高校物語— その10_a0095010_17244888.jpg一番古い自分の記憶はいつ頃のものか。皆さんは覚えておられますか?
私はだいたい3、4歳くらいですね…。多分親から聞いた話と自分の記憶が融合していて本当の記憶かどうか定かではありませんが、なんとな〜く覚えています。
3歳のとき、障子貼りに夢中の母の横をこっそり通り抜けて、スリッパのまま道沿いに山手線のホームまで行ってしまったのも、自分の記憶として残っています。(あのまま電車に乗っていたら、今頃別な人生歩んでましたよ)
7、8歳くらいになると、記憶も割と鮮明で、友だち同士でかなり大人な会話をしていたように思います。小学生になって沢山友だちも出来て、人も好きになるし、喧嘩もするし、意地悪もするし…。毎日ぐるぐる真剣に、生きていたように思います。
記憶を辿っていくと、ほんのちょっとした事で、もう少し楽に生きられる気がするのにどうして出来ないのかと、それこそタイムマシンでもあれば当時の自分に言って遣りたい事もあります。でも、だからこそ今の自分がいるのだと、最近は思いますけれど。

さて、岡田くんの話、長いです。暗いです。頑張って覗いて見てください。
 では、↓よりどうぞ。
※この物語はフィクションです。実在の人物・事件・団体等、一切関係ありません。

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# by apodeco | 2007-09-16 18:25 | 学ラン通信

紫雲、棚引けば—庚申塚高校物語— その9_a0095010_1882619.jpg台風、すごかったですね。皆さまのことろは大丈夫でしたでしょうか。
台風のことを「野分(のわき)」と言うのだそうです。日本語は本当に美しいと思います。
(実際の自然現象は、美しいとばかり言っていられませんけれど)

今書いているお話は、主人公二人の同時間の出来事を、各人の目線からはじまった訳ですが、登場人物が増えるとそれだけ場面も増えるということで、岡田くんの話は四人分の分量があります。
この後、朝比奈くんの話へ続きますが、更に増える…と思います。登場人物も更に増えます。
 終いに自分でも分からなくなりそうで、数えてみたところ両親や兄弟を省いても16人出てきています(名前だけしか出てこない人も含みます)。
人は必ず誰かと関わります。一人で生きている人はいないからです。人生でただすれ違うだけの人も含めれば、いったいどれくらいの人々と、出会って別れていくのでしょうか。必ずしも良い出会いばかりではありませんが、やはり縁があっての事ですから、大切にしたいと、私は思います。
 
では、いつものように↓より、どうぞ。
※この物語はフィクションです。実在の人物・事件・団体等、一切関係ありません。

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# by apodeco | 2007-09-08 18:47 | 学ラン通信